概要
この話はスレ主が大学生最後の夏に体験した恐怖体験である。
友達達と怪談で盛り上がったイッチ達。そこの地元に住みその地元の怪談を話すUの怪談格別でありイッチ達は震えていた
しばらくしてUは「今度の話はかなりやばいぞ」と皆を脅かせながら部屋の電気を消し半紙を懐中電灯で照らした
U曰くこの話は口に出したらだめらしい。イッチ達は口に出せとせがみ渋々Uは語り始めた
怪談の内容
昔々この島の北の漁港あたりにゆきという女が住んでいた
ゆきは飴売りの仕事をしながら父の仕事も手伝う働き者であった
しかしゆきは18歳の時に重い心臓の病にかかり医者に助からないと宣言され嫁入り間近だった相手に破棄され段々と狂っていった
ゆきは四六時中一人でぶつぶつと独り言を呟いていた。最初は村人も哀れに思っていたが次第に気味が悪くなり父親に当たり散らかしていた。
その後ゆきは行方不明になっていた。父親は探していたがどうしても見つからなく途方に暮れていた。すると漁師の仲間がゆきが父の船に乗りどこかへ行った所を目撃したと話す
漁師達も海を出てその船を探した。そしてついに沖の方でゆきが乗っていた船が見つかった
曳航されてきた船には、ゆきの変わり果てた姿が…村人達はゆきの他に誰かが乗っていてその誰かがゆきを殺めたのではないかと考察した
その者はゆき共に心中あるいは争い海に落ちたのか、いずれにせよ生きてはいないだろう
そんな所に話は落ち着いたが、内心誰もが思っていた。
『人の仕業ではない』と。
ゆきの首は?がれていた。
・・・・それ以来yきはyきhわたしはhhじゃのいうとおりhhじゃのまつうなばらへ出た。凪いだうみに手がのぼってきた。とてもとても深いうみぞこからの白い手が幾ほんものぼってきた・・・」
その怪談を語っていたUの様子がどうやらおかしい…Uの声からUの者ではではない何者かが喋っているような異様な光景にイッチ達は固まっていた。そしてUではない何者かの声ははっきりとこう聞こえた
富士の影がきれいで
それを話したのちUが小刻みに震えイッチの友達がUの肩を激しく揺らした。Uはすぐに正気に戻った。戻った後「眠い」とつぶやき寝てしまった。
どうしても気になり、
寝る前にUが用意していた半紙の最後のくだりを見ると、
『それ以来、ゆきはこの話をする人間の元に、』
それを見たイッチは恐怖で半紙を破り捨てた
朝になりそのことをUに話したがUは覚えてない様子だった
Uには聞きづらくUの母親に富士の影のことを尋ねると
「ああ、満月の夜なんかには、まれに見えるよ。明るくて空気が澄んでて、海面の温度とかの条件が合ったら、夜中でもここから」
それ以来イッチはこの話がトラウマになっていた。
一昨年イッチの祖父が死んだ時に通夜で祖父の遺体のそばで寝ていると…
夜中にその祖父の声を聞いた気がするという
その声を聞いて、何かがわかった気がしたイッチ…
「あの時のUの声が女性の声だったら、
たぶん私たちはすぐにパニックになって、
Uを叩いて揺すったでしょう。Uの声は祖父の声のように、女性とも男性とも我々が直感しない、死者の声でした。」
余談
この洒落怖タイトルが定まっていないため表記揺れが発生しやすい。そのため有名な方のタイトルを選んだ