概要
人気ロリ漫画家クジラックスによる成人向け同人誌。
ロリレイプに夢を見た仲間達がハイエース強引に処女膜メリメリィッ号に乗り大冒険を繰り広げる超大作……のはずであった。
2015年に1話が発表されるが、様々な事情により2話以降は幻に。しかし膨大が設定やシナリオは出来上がっていたため、中途半端な状態をリセットするためとして、解説文と一部シーンのコンテで構成された完全読本が2017年に発表されることとなった。
それまでに掲載・刊行されてきた作者の過去作品の事件や人物が関わってくる壮大なサーガとなるはずであった。
元ネタは言わずと知れた〇NE PIECE。
学生時代、漫画家を目指そうとして親に猛反対される中、妹に「〇んぴーすみたいな漫画描いてよ!」と無邪気に励まされた思い出から、〇んぴーすみたいな漫画を描いた作品である。
登場人物の名前やセリフにはパロディが多数含まれているほか、同人誌の想定もジャ〇プコミックス風のレイアウトであらすじが載せられたものとなっている。
1話表紙の少女は1話に登場するヒロインではない。
彼女の正体については後にるっぴの過去とともに明かされ、最終話へと繋がる存在であった。
1話ではミニミニ子宮マンと仲間の出会いが描かれ、その後は彼らが各話ごとの被害者を蹂躙しながら、その容姿や会話からそれぞれの過去を思い出し仲間へと語っていく、オムニバス形式が予定されていた。
最終話はるっぴの夢へと辿り着いた末の、一味の逮捕エンドである。
登場人物
・ミニミニ子宮マン
本名は笹原。同級生のパシリにされているロリコン大学生。
ロリ系の犯罪が起きるたびに被害女児についての性的妄想を垂れ流す不謹慎なSNSを運用していたところ、それに気づいた犯人から仲間に誘われる。
・るっぴ
本名は木嶋。麦わら帽子と赤いシャツがトレードマークのリーダー。
金髪のヤンキーのような風体で歯が欠けており、情緒不安定で何を考えているのかわからない男。性犯罪を繰り返していながら、被害者を生きて返すことをポリシーとし、保護されたニュースに本気で喜ぶ、加害者か被害者かわからないような二面性を持つ。
小学生の頃、相思相愛であった幼馴染が遠足中に行方不明となり、後に不明時に身に着けていたワンピースと下着は発見されたが、本人はみつかることは無かった。この事件がもとで白いワンピースの少女とひまわり畑で結ばれるという失われた恋の幻想を追い求め取りつかれている。
身に着けている帽子は失踪現場に残されていた彼女の遺品である。
後に持ち前の体格からヤンキーの中心となり、レイプを覚えたことで、攫われた彼女が何をされたかを理解し、面影を追い求めるように性犯罪の道にのめりこんでいく。
情緒不安定さはこうした、被害者遺族としてのトラウマがもとで加害者になったという矛盾した状態によるものか。
・†暗闇のナビゲイラ†
本名は沼津。小太りで汗ばんで眼鏡という典型的なキモオタルックで、常にノートパソコンを持っている。
もともとはロリコンではなく、小学校時代にいじめから救ってくれた恩師への憧れから教師を志した、真面目な大学生であった。しかし、教育実習にてロリコン扱いされ濡れ衣を着せられたことで退学を強いられ、その夢は閉ざされてしまう。
この失意からヒキコモリとなり、濡れ衣の怨みを晴らすためにロリレイプ性癖に目覚めるという形で、本当にロリコンになってしまう。
そんな折に『ろりともだち』の事件が発生。この報道に背を押され自らも復讐を実行しようとし、下見をしている最中、その様子から同族と見抜いたるっぴに誘われて仲間に加わる。
……なお、復讐であるためにプレイ中は人格が変わったように怒り狂った復讐鬼となるが、被害女児は彼に濡れ衣を着せた女児とは赤の他人であり、彼もまた濡れ衣である。
・下呂クサアキ
本名は草野。売れないエロ漫画家だった。現在は強引に処女膜メリメリィッ号の運転手であり、たいていは走行中に他メンバーがおっぱじめて最後になってしまう。
漫画家に慣れたが売れないために作風に思い悩む中、『がいがぁかうんたぁ』の犯人である小川茂男から「自分のレイプ動画をあげるから、漫画化してほしい」という依頼を受ける。
当初は本物の犯罪者という恐怖に断ろうとしたが、彼の動画に込められた念能力のような力に惹きつけられて漫画化。この作品がリアリティを評価されてヒットし、以降は茂男が事件を起こしてはそれを漫画化する奇妙な協力関係となり、自分より年上である茂男から先生と呼ばれ信頼関係となる。
後に茂男は逮捕され死刑となるが、彼は下呂については一切語らず、協力関係でありながらそれが露見することは無かった。しかし、仲間でありながら自分だけがのうのうと生きている罪悪感にとらわれてしまう。
耐えきれずに自殺しようとしたところを偶然にるっぴと出会い、愛車とともに彼の仲間として茂男と同じ道を進むことにした。
・小川茂男
過去作『がいがぁかうんたぁ』の主人公であり犯人。詳細はそちらを参照。
あちらでは1つの事件の一部始終しか描かれなかったが、本作にて、数多の罪を重ねていること、その中には被害女児が命を落としたものもあったこと、その凶悪性から死刑となったことなど、様々なことが明かされた(明かされる予定であった)。
自らの生き方を「心の中の永久指針を突き進むだけ」と語っており、彼が数多のロリエロ漫画家の中から下呂を選んだのもまた永久指針が指し示した運命か。
・警察
連続して起きている女児暴行事件が同一犯と見て捜査本部が敷かれ、るっぴの奇抜な風貌が捜査線上に浮上。これにより犯人グループを麦わらの一味と呼称する。
少女を蹂躙する一味の『自由』と、それを排除する権力の『絶対的正義』、正しいのはどちらなのだろうか?(100000%後者です)