概要
芸能人などの顔を貼り替える事で、存在しないシチュエーションの画像を作り出す事。特に女性芸能人の顔を別人のヌードに貼り付けたもの(フェイクポルノ)を指す事が多い。
アイドルとヌードグラビアのコラージュが多かったためアイコラと呼ばれるが、歌手、俳優、文化人など女性有名人が題材になったものは何でもアイコラと呼ばれており、無名な一般人を素材にしたものもアイコラと呼ばれる事がある。
なお、他人の顔写真を勝手に改変することは肖像権を侵害している。素材にした当人を含めて他人に見せてはいけない。自分で楽しむのみに留め、インターネットなどには決して公開しないように。
フェイクポルノ規制
日本ではアイコラなどのフェイクポルノに特化した規制法はないが、韓国では性的なコラージュ画像や生成AIを使って生成された性的な画像・動画が「デジタル性犯罪」として深刻な社会問題になっていることから、フェイクポルノの所持、保存、視聴は(公開しなくても)罰則の対象になる。
生成AIをめぐっては、日本では著作権の問題ばかりに偏って是非が論じられる傾向が強いが、日本においてもディープフェイクポルノの被害は存在しており、上記のように名誉毀損や著作権侵害として刑事告訴・損害賠償請求されることはありえるし、知人の捏造エロ画像をネットにバラまいた場合は脅迫罪やストーカー防止法違反に問われる可能性もある。