作品解説
龍が存在する世界でジェットエンジン搭載型航空機「ブリッツフォーゲル」を開発し龍を超えるスピードを得る事に命を燃やす男たちを描いた物語。
虚淵氏にとって、『白貌の伝道師』以来の二作目となるオリジナル書籍作品。
2016年からは小学館の漫画雑誌ヒバナよりコミカライズ版『アイゼンフリューゲル 弾丸の歌よ龍に届いているか』(作画:七竈アンノ、軍事考証:鈴木貴昭、メカデザイン:石渡マコト)が連載、ヒバナの刊行終了後はマンガワン/裏サンデーで連載し、2018年に完結。全4巻。
アニメ
2022年9月に開催された『Aniplex Online Fest 2022』で劇場アニメの制作が発表された。
また、虚淵玄のアニメ化に際してコメント(外部リンク)で、本作は元々劇場アニメ用の企画だったが、出資者の要望で1クールアニメ用に組み直すなど仕様が二転三転し、最終的に企画は頓挫。
小説『ブラック・ラグーン シェイターネ・バーディ』でガガガ文庫と縁ができたことにより、再度構成案を仕立て直して、上下巻の小説として出版された。
それからしばらくしてアニプレックスから映画化のオファーがきて、20年近い時を経てついに「アイゼンフリューゲル」は本当に劇場アニメとなったとか。
スタッフ
原作:虚淵玄
総監督:水島精二
監督:小松田大全
キャラクター原案:武内崇
脚本:菅原雪絵、水島精二
キャラクターデザイン:佐々木啓悟
ドラゴンデザイン:吉川達哉
美術:草薙
設定考証:白土晴一
音楽:梶浦由記
制作:A-1 Pictures
配給:アニプレックス