概要(敬称略)
自称『普通の企業スパイ』ビトウ・アサルが、一癖も二癖もある登場人物たちと共にハイテンションなコメディを繰り広げるフリーゲームである。
制作 カツとじ和善/イラスト えび道楽
公式サイト(最新ver.のDL) http://spy.sensyuuraku.com/
公式PV
作品解説
公式で「STYLISH NOVEL AVG」と銘打たれており、某法廷AVGをリスペクトした演出が特徴。
効果音と立ち絵を駆使し、アクの強いキャラクターが画面内でボケる、ボケる、偶にツッコむ。
企業スパイによる潜入任務、怪しげなPCソフトによる人間の感情改ざんなどが話の主軸でありながら、懐かしの欧米ドラマのようなコメディタッチ。スパイ映画お約束の、騙し騙されどんでん返しアリ。
また、アイキャッチをはじめとしたパロディはゲーム、ドラマ、漫画など広範囲に及ぶ。
一般的なジャンル分類としてはコマンド選択型AVGにあたり、選択肢やキー押下、文字入力を行う。
難易度はやさしめで、攻略なしでも時間をかければ誰でもクリア可能。
プレイ時間は一周10時間以上。エンディングは終了間際の選択肢のみで分岐するため、総プレイ時間もさほど変わらないが、おまけ要素をコンプリートしようとした場合は不明。
劇中設定を流用したスタイリッシュなハックアンドスラッシュアクション『アサルトスパイ』もインディーズゲームサイトでDL販売されている。
登場人物
ビトウ・アサル
この作品の主人公、優秀な企業スパイで数多くの実績を残してきた。
新たな任務で謎のソフト「ハック太郎」を受け取ったことがキッカケで様々な苦難(主に問題児的な意味で)に巻き込まれることになる。
作中唯一のツッコミ要因。
アサルの隣に引っ越してきた大学生。
企業スパイの秘密を偶然知り、レポートのネタにする為に脅して仲間になる。
作中で「ガンギマリ」と称されるほどにこの作品を象徴するほどの問題児。
カザマ
アサルと同時期に入ってきた派遣社員。
一見、上から目線で口だけの無能社員のようだが、その正体はアサルとは別組織の企業スパイ。
何かと英語っぽい言い回しをする。
ウルチヨ
実質アサルとスパイのもう1人の主人公。あだ名は「ウッチー」
タンテイと探偵業をしているが、タンテイ曰くほぼニートの様なものらしい。
探偵とは言うが推理はほぼせずほぼゴリ押しみたいなもの。
『アサルトスパイ』では未登場。
タンテイ
ウルチヨとコンビを組んでいる人物。
ある事件の影響でサイボーグ化されており、ウルチヨの命令で様々な機能を使用する。ロボって言われると怒る。
色々と電力を使うらしくウルチヨ達の貧乏の要因。
同じく『アサルトスパイ』では未登場。
アメリア
アサルのお気に入りアクションスパイ物『CIAエージェント』の主人公。
スパイ物にもかかわらず被害を気にせず重火器を容赦なくぶっぱなすかなり過激な人物。
架空の人物と思われていたが……?
『アサルトスパイ』ではもう1人の主人公として使用キャラに昇格した。
ナナイ・チドリ
ミスターショータイムの女秘書兼通訳。
黒いスーツに変な赤いゴーグルを付けている。
所々日本語が間違っていたりする。口癖は「愚かな」
ミスターショータイム様
略してミスショ。赤いシルクハットに赤いスーツを着る強面の老人。
大笑いしているかボソボソ喋るかの2択で、主にチドリが通訳する。
手を掲げ、声を発するだけで人々を洗脳する謎の力を持っており……?