概要
同人サークル、えーでるわいすからC85に発売された2.5DSTG。美麗なグラフィックと声優によるフルボイス演出が特徴。一部の企業が顔負けする程のクオリティに仕上がっており、大手のゲームレビューサイトでも多数紹介された。PC版のみならずPS4でも発売されており、PS4版はグラフィックがさらに向上している。
ストーリー
人類が異星文明『ファイルーン』に敗北してから約半年が経過、人々は深い絶望と挫折の中に立たされていた。しかし、逃げ腰になった軍の制止を振り切り、一部の有志により反抗組織『S.D.F』が結成される。この決起に応じ招集されたロイ・ベケットは、新開発された人型機動兵器『クロスブリード』のパイロットとなり、地球を救うため仲間と共に敵本拠地『移動惑星』へと向かうのであった。
PV
登場人物
ロイ・ベケット
本作の主人公。民間軍事会社G.Oで住み込みの掃除夫として働いていたが、本作に登場する人型機動兵器、レイドユーパーの操縦に関しては相当高いスキルを持っており、新兵器『クロスブリード』の操縦を任される事となる。楽天的でどんな状況下でもポジティブな性格であり、劇中最大のピンチでもその姿勢を全く崩さなかった。
フィオ・ノーノ
元々は地球人であったが、ファイルーンにより生体コンピューターへと改造されてしまったちょっとツンデレ気味の少女。双子の姉を救出するためにS.D.Fの作戦に参加する事となる。ロイとコンビを組むこととなったが、気の強さから早速彼を尻に敷くこととなる。なお、姉妹そろって小柄の割に巨乳である。
エスト・ノーノ
敵地で作戦中にあった父親と妹のフィオを逃がすために囮となった。半年を経た再会後には、とある隠された理由により狂気に染まって闇落ちしてまい、敵味方関わらず生けるもの全てを抹殺しようと暗躍していた。しかし、終盤にロイの言葉から亡き父の想いを感じ、心を突き動かされて共闘する事となる。ちなみに、ブラコンでほっぺたがとても柔らかい。
ダニエル・オブライエン
地球連合軍での階級は中将。非公式に立ち上げた艦隊『S.D.F』の提督であり、今回の反抗作戦における最重要人物。義理人情に厚く、部下にも恵まれている。前作エーテルヴェイパーに出演したダニエル・パッヘルベルによく似ているが関連性は一切不明。サングラスを取ると以外にも優しい目をしたナイスミドルだったりする。
グラート・ノーノ
民間軍事会社G.Oの社長であり、作中では伝説的な傭兵として知られている。フィオとエストの父親でもあり、ロイが目標としていた人物でもあった。敵地で作戦中に重傷を負い、上半身だけで完成していたアーセントート・フィオ(クロスブリード)に乗り脱出。しかし、傷が深すぎたためか時すでに遅くプロローグで落命した。
フーゴ
グラートの部下で男性、プロローグのみ登場。地球側の兵器がファイルーンに一切通用しない状況にパニックになり、対向から突進してきた敵中型機に轢き殺された。愛嬌のある顔と声のため、作者やファンにマクロスで言う柿崎ポジとして愛されている。
オリガ
グラートの部下で女性、プロローグのみ登場。フーゴと異なり、最悪の状況の中でも撃墜される間際さえ冷静だった。敵機に囲まれ機体が炎上、そのまま地上へ墜落し戦死した。
関連タグ
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