概要
オリジナルアニメ「SK∞ エスケーエイト」に登場する、愛抱夢(神道愛之介)×馳河ランガのカップリング。
プロフィール
関連タグ
カナダから来たスノーボード経験者のルーキー、スノーことランガは卓越した滑りによりSの創始者であり伝説のスケーター『愛のマタドール』愛抱夢にイヴとして認識され熱烈なアプローチを受ける。
作中では愛抱夢により度々ランガに対する過剰な愛情表現が見られ、ランガと最高の状態でスケートをすべくトーナメントを開催した。
ランガは当初より愛抱夢をスケーターとして大きな関心を抱いていたが、終盤ではその孤独な内面にも思いを寄せるようになりトーナメント決勝では愛抱夢に対し行動を起こした。
お互いスケートのボードに乗る際に前に出す脚が右脚のグーフィーであることや、ロングボードを愛用することなどの共通点が挙げられる。
アニメでの描写(ネタバレ注意)*
第1話 愛抱夢は自室からSの映像でランガを見つけ、画面一杯にランガの映像が映し出される。
第2話 「彼、今日も来てないようだ。」とスマホでランガの存在を探す愛抱夢はランガを呼び出すためMIYAにランガとビーフするように仕向ける。
第3話 この回は2人はお互い面識を持つことになる。MIYAVS ランガのビーフの最中に窮地に立たされたランガに愛抱夢は画面に向かい「どうする?ルーキーくん」と呟く。初めて邂逅した際にランガを評価しアドバイスすべく「触ってもいいかな」とランガの脚に触れようしている。
第4話 愛を泉に例え、ランガに向けて
「いいね、君。湧いてくるよコンコンとね。」表現しランガとのビーフを条件に暦とビーフをする。
ビーフの夜、ランガは愛抱夢が自分を見ていることに気づく。
暦にはボードの角の部分で指し、ランガにはハートの部分で指しながら賭けの内容にランガとのビーフを再確認させた。
暦の敗北後、駆け寄るランガに「改めましてランガくん。ようやく君と滑れるね。」と狂喜に満ちた言葉を言う。
第5話 この回で愛抱夢とランガと初めてビーフを果たす。病院で愛抱夢とのビーフへの予感に今までに無い感情を覚えるランガ。国会議事堂の中浮かれる様子で「週末はデートなんです。」発言する愛抱夢こと愛之介。
ランガは周囲の反対を意に介さず愛抱夢とのビーフを譲らない。
「俺、愛抱夢と滑りたいと思ってる。うまく言えないけど、もう踏み出したっていうか、火がついたっていうか。」
Sの会場でランガに薔薇の花束を渡す愛抱夢。
「お近づきの印だよ、花言葉は情熱の愛」
愛抱夢VSランガのビーフで追い抜いたランガに
「来た来た来た、僕のハートにキューンとね
」とスケートで走行しながら身体を密着させるなど凄まじいせめぎ合いが続く。
愛抱夢に腕を取られ回転させられたランガだったが狂喜に満ちた表情を浮かべる。ランガは状況を打開し、その後愛抱夢は「おいで僕の腕の中へ」とラブ・ハッグを繰り出すがランガは愛抱夢の頭上に飛び回避を成功させた。愛抱夢の視点からはその光景は宗教画のようにランガは翼が生えて見えていた。
「見つけた。君こそが僕のイヴだ」
愛抱夢とのビーフで引っ張られるような感覚に陥り虹色の空間に突入するランガだったが警察の介入でビーフが中断され、「ランガくん僕は必ず君に会うよ、ラブアゲイン」の台詞と共に愛抱夢は去っていく。
第7話 愛抱夢とのビーフで感じた謎の光景を追うべくスケートにのめり込むランガ。愛抱夢はトーナメントの開催を宣言する。
「愛抱夢とまたやれる。」
「信じてるよ。戦えるって」
ランガは暦との約束に葛藤する。愛抱夢に恐怖を抱く暦に対して
「暦もわかるだろ、ああいうすごいスケーターとやるとワクワクするって」と愛抱夢への思いを訴えるが、その言葉に暦は激昂しランガに絶交を言い渡すことになった。
第9話 愛抱夢はビーフの組み合わせを決めるくじでジョーとランガの名前を引き当てるがランガのスノーの名前にだけハートがついていた。ジョーとのビーフで愛抱夢はランガの打開策を「僕にはわかっちゃったよ。ランガくん。」と的中させた。
愛抱夢はランガの勝利に歓喜する。
「僕には聞こえてきたよ。鳴り響くウエディングベルがね。」
愛抱夢VSCherryblossomのビーフの後では
「スノー、君は本当にに素晴らしいね、君なら共に行けるはずだ。だって君は僕が見つけたイヴなんだから」
と画面に大きく映る愛抱夢を見て「イヴ?」とランガは呟く。
第10話 暦に避けられ気落ちするランガの映像に見て愛抱夢は
「この顔、らしくないな。せっかく僕と滑れるというのに。まさかマリッジブルーかい?」
と発言する。
その後ドローンによってランガを監視し暦と和解して笑顔を見せる姿を見て愛抱夢は
「よそ見は関心しないな。ランガくん。」「愛に障害は付き物さ。それに障害がある方が燃えるよね。」
第11話 暦VS愛抱夢のビーフ。ランガの関心を求めて暦を攻撃する愛抱夢。その後暦の反撃に追い込まれ窮地に立たされるも勝利する。しかし敗者である暦を称賛する声に愛抱夢は孤独に苛まれることになる。スネークは「あなたが愛を取り戻すためには彼がふさわしい」
とランガと愛抱夢の決勝を後押しする。
愛抱夢「僕を一人ぼっちだと言ったな、その通りだよ。僕の世界には僕しかいない、だがすぐにニ人になる。共に堕ちよう、僕等はアダムとイヴになるのだから」
第12話
「愛抱夢って何でスケートしてるんだろう」
「一人ぼっちって言ってたろう?ちょっと気になって」
ランガは浮かない顔をしながら愛抱夢の事を気に掛ける発言をする。
決勝戦のビーフでは新コスチュームを身に纏い今までとは雰囲気が異なった愛抱夢がスタート地点にいた
「誰にも邪魔されない。2人だけの世界へ」
かつてイヴ候補とビーフをした坑道で決勝戦の幕が上がる。ランガは「やっぱり愛抱夢は凄いスケーターだ」と独白し必死に食らいつく。
「ついてこい、君なら来れるはずだ。」
愛抱夢を追ううちにランガは愛抱夢と共にゾーンに突入し、愛抱夢はランガに目隠しをする。ランガはゾーンの影響で周囲が見えておらず危機に陥るがスケートの楽しさを思い出し脱出する。ランガがゾーンにいないことに気付き「君も僕の前から消えるのかランガ!」と慟哭するがその直後ランガは愛抱夢の手を引き「そっちは楽しくない」と愛抱夢をゾーンから引き戻した。その事に激昂する愛抱夢に「俺が教えるよスケートの楽しさを」と愛抱夢に訴えかける。
愛抱夢のフルスイング・キッスをランガはボードで受け止め倒れる二人だが、「敗北は許されない」と激昂する愛抱夢に対しランガは微笑みながら愛抱夢にボードを渡し
「滑ろう、一人じゃ楽しくない。」
と言葉をかける。愛抱夢はかつての思い出を回想し仮面が外れ、ボードを受け取る。再開されたビーフでランガは胸を高鳴らせて愛抱夢と並走する。
ランガとのビーフで忘れていた事を思い出す愛抱夢。ランガに敗北した愛抱夢は菊池にランガに教えられたと穏やかに呟いた。
後日DOPE SKECHで開催されたランガの祝勝会に愛抱夢は薔薇の花束を持ちパラシュートでランガに向かって降下していった。
次回予告*
5話
愛抱夢がランガに話しかけるが、ランガは暦の言葉に返事をしているため噛み合わない。
愛抱夢が愛するより愛したいタイプであり尽くす方なので存分に甘やかすが時に束縛する性質でありランガとは最高のパートナーになると語っている。
12話
ランガが暦に、町で愛抱夢と会いランガは「気が付いたらどこかの部屋に連れて行かれ、手足を強引に取られ激しく…踊らされた」と愛抱夢とフラメンコ教室を経験した内容を語った。
CM*
Blu-ray&DVD Vol.1とBlu-ray&DVD シリーズのCMに愛抱夢とランガが出演。
愛抱夢はどちらでも愛のメモリーと評しており、ランガが特典等の説明をしている。
雑誌*
『アニメディア 2021年3月号』
ホワイトデーのお返しに関するプロデューサーへの質問より対ランガの行動を見ると本命にはロマンチックなことをすると思うとのこと。
『アニメディア 2021年05月号』
最終話でのランガと愛抱夢の背中合わせの構図が表紙を飾った。
『アニメディア 2021年06月号』
監督より愛抱夢のことをランガに猛アピールして全く相手にされなくても全くめげないところに惚れ惚れしますとのこと。
『アニメージュ 2021年06月号』
監督へのインタビューより
最終話でランガが愛抱夢に向けて語りかけたのは、ランガ自身が自分と愛抱夢が似ていると感じたからであり、
愛抱夢に本当の意味で寄り添って伝えられたのはランガだけだったと思います。と述べられた。
『PASH 2021年05月号』
最終話の振り返りではランガは愛抱夢の一緒に滑る楽しさのスイッチを押してしまったようでこれからも「イヴ、ラブ」は続きそうだ
と書かれた。
また、5話の振り返りで愛抱夢の攻撃に笑みを浮かべたランガのショットに恐怖ではなく笑みを浮かべたランガの表情は愛抱夢をときめかせる?とある。