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概要


『SK∞ エスケーエイト』の喜屋武暦と馳河ランガのカップリングタグ。

同じ高校、同じクラス、同じバイト先(暦が自分のバイト先に転校生のランガを引き込んだ)とただでさえ接点が多いが基本的に休み時間も放課後も夜中に家を抜け出して”S”に参加する時も二人行動をしているためほぼ四六時中一緒にいる仲。


ブロマンス

ブロマンスとは兄弟brother)とロマンスromance)の合成語。

米スケートボード雑誌編集者のデイヴ・カーニーによって「四六時中一緒にスケートボードをしているような関係」という意味で使うために造られた言葉である。

男性同士の極めて近しい関係を指すが、性的な関わりのない親密さの一種である。…とされておりまさに公式で描かれている二人の関係そのものである。


本編での関わり

本作品は全編にわたって天才のランガと凡人の暦が織り成す友情と青春が描かれており、二人は四六時中一緒にいるため基本何話を見ても二人の接点がある。


第1話

暦のクラスにカナダからの転校生ランガが編入してくる。

暦→ランガの第一印象は「なんかボーっとしたやつ」

ランガ→暦に関しては顔すら覚えていなかった

お互い第一印象はイマイチだったが(当初、ランガはスケボーよりバイトに興味があった)バイト先でのトラブルに端を発した”S”での勝負で、怪我をしている暦に代わってスノボ経験者のランガが代走した際『沖縄に舞う白い雪を見た』と暦に言わしめるほど美しいトリックを魅せたことで暦もまたランガ本人に興味を持つ。


第2話

ランガのトリックに見惚れた暦と、一度自分が失ったはずの熱が再び胸に宿った事に気付いたランガは本格的にスケートボードの練習を開始。ランガが持っている白いゆるキャラ(おそらくランガをイメージしてデザインしたイエティ)の描かれた特徴的なボードはランガのために暦が自作した特製


第3話

天才ゆえに周囲から孤立してしまった過去を持つ日本代表候補のMIYAがランガに勝負を挑む。MIYAが勝てば暦はMIYAの犬になることに。初心者ランガVS代表候補MIYAでは実力差がありすぎると最初は懸念していた暦もランガがスケートに夢中になり始めた様子に胸を打たれて協力することにし、暦のメカニック能力とランガの才能の合わせ技で天才MIYAを打ち破る。


第4話

ランガの才能に目を付けた愛抱夢が登場。今度はランガを賭けて暦と愛抱夢が勝負することになった。一人で早朝秘密特訓をしていた暦にランガが寄り添ったり愛抱夢との勝負中にくじけそうになった暦をランガの言葉が救う等、二人が通じ合っている様子が見て取れる。スリリングなスケートに対して基本肯定的なランガだが愛抱夢が暦に対して虐待まがいの行為で襲い掛かり、暦が怯えている様子をモニターで見た際には「やり過ぎだ!」と血相を変え暦の傍に駆け付けた。結果、暦はクラッシュ。


第5話

愛抱夢への恐怖心に憑りつかれ夢の中でもランガのクラッシュに怯える暦。ランガはどれだけ暦に説得されても愛抱夢との勝負を取り下げようとしない。暦がかつてスケート仲間を怪我で失いランガには同じ目に遭ってほしくない事を打ち明けると、ランガは最初は愛抱夢にムカついていたが今は純粋に愛抱夢と滑りたいことを伝えて、自分は怪我をしてもスケートを辞めないことを約束。暦をクラッシュさせた愛抱夢のラブハックを破り、ゾーンに入る感覚を得たランガは、さらなるスリルを求めて愛抱夢との再戦を望むが危険なスケートを好まない暦に愛抱夢とはもう関わらないで欲しいと懇願されてそれに思うところがある表情をしつつも応じる。


第6話

暦の怪我の湯治のためMIYAたちと一緒に温泉に向かう。怪我が治っていないのに無茶な滑りをしようとする暦を止めたり、怪談を怖がり夜の滑走で一人遅れていた暦を気遣って迎えに行ったり、転倒しそうになった暦を助け、暦の無事を確認して微笑んだりしていた。海では女たらしのジョーを揶揄って上裸で「こわ~い」とじゃれついてきた暦をランガが抱きとめ「俺が守ってやるよ」と決め台詞まで吐いた。バカンスが舞台で全体的にコミカルな空気だが暦はランガとの実力差を気にし始め、ランガに褒められても素直に受け止められず二人の感情がすれ違い始める。


第7話

暦とランガは毎朝待ち合わせをしてひと滑りしてから一緒に学校に行き、帰りも一緒に帰っていることが判明。ランガはまさに絶好調で”S”でも注目の的。しかしランガが注目されればされるほど常に一緒にいる暦は不釣り合いな存在として悪目立ちし、周囲の悪意に晒されついには自信を喪失。ランガとの才能の差に絶望していく。周囲の評判を知らないランガは突然自分を避け始めた暦に困惑し、雨の中暦の家の前で暦が帰ってくるまで待ち続けたが、暦との約束「愛抱夢とはもう関わらない」をランガが破ろうとしていることを察した暦がついに感情を爆発させ「(自分とランガは)つりあわねーんだよ」と、ランガはもう暦の仲間ではなく愛抱夢たち選ばれた側の人間であるとして突き放す。


第8話

暦不在のままトーナメントの予選が始まる。愛抱夢から執拗にアプローチを受けるランガだが心ここにあらず。待ち望んでいたスリリングなビーフも全然心が躍らない。

翌日学校で暦に予選通過を報告するも関係ないと突き放され落ち込み、ランガを落ち込ませてしまったことで暦もさらに自己嫌悪に陥る。

クレイジーロックに行く道中ランガはバイクで暦の部屋の前を通り不在確認をし、本選の応援に暦が来ているかもしれないと分かると、会場内を走り回り暦を探し続けた。

一方、選手として才能がないなら裏方として選手を応援するスケート人生を選ぶこともできると知った暦はジョーに背中を押されたこともありクレイジーロックに足を運ぶが、仲間たちと自分との差を目の当たりにしさらにみんなから距離を置こうとする。


第9話

ジョーVSランガ戦。誰よりもランガの才能を信じていたからこそランガの隣に立つことに苦しんでいた暦だったが、肝心のランガはクレイジーロックに暦の姿が見つからないことに落胆し、自分がスケートをする意味すら見失いビーフの途中で試合放棄寸前の失速を見せる。誰もがランガの敗北を確信したが、暦だけは諦めずランガの名前を呼ぶ

探し続けていた暦の姿を目にした瞬間自分を取り戻したランガは神技を連発してジョーに勝利。しかし無理がたたってゴールと同時に暦が作ってくれたランガ愛用のボードが折れてしまい、奇跡的な勝利に喜ぶ暇もなく折れたボードの心配をし、ジョーに背中を押され再び会場のどこかにいるはずの暦を探しに走る。ランガを立ち直らせた暦だったが当の本人はランガが圧倒的な力を発揮して勝利した結果を喜ぶことができず、自分は応援する側にも回れないと失意にのまれついには”S”の入場に必要なバッジも返却して山を下りてしまった。


第10話

毎朝二人で待ち合わせしていた場所に暦は姿を見せず、それどころか学校にもバイト先にも来ていない。自暴自棄になった暦は街を彷徨いかつてのチームメイトから売られた喧嘩を買い、多勢に無勢で痛めつけられ力なく路地裏に座り込んでいたところ偶然出会った岡店長に弱音を吐く。

若いころ同様の苦しみを乗り越えてきたと言う店長に”ランガと違う道を行くこと”を指し示された暦だがそれでもなおランガと一緒に滑ることへの未練を断ち切れずに苦しみ続けていた。

仲間の一人であるシャドウが闇討ちされ入院したと聞きお見舞いに向かった暦は先に来ていたランガとニアミスするが、まだ気持ちに整理がついていない暦はランガの顔を見た瞬間逃げだし、タイミング悪く逃げる途中で車に跳ねられて、加害者の男に気絶している間にラブホテルで介抱された暦は男との口論の中でようやく自分の気持ちを自覚。暦の家で帰りを待つことにしたランガは、通された暦の部屋で暦のノートや過去の端末の動画を見て暦への気持ちを募らせる。

暦のボードを借りてパークで一人滑っていたランガのところに暦が駆け付け、今までの態度を謝罪しようとするがなかなか言葉が出ず、ランガの提案で二人は二人を繋いだスケートを通して和解することに。その滑りの中でランガは胸の鼓動の正体が実は”仲間(暦)と一緒に滑っているからこその高鳴りだった”と気付く。

いつものパークでお互いの気持ちを確かめ合い、その思いを込めていつものDAP(ハイファイブからのフィストバンプ)に二人で作る”∞”を付け加える。


第11話

無事仲直りし、またいつもの場所で待ち合わせをしてから登校するようになった二人。すっかり元気になった暦の元に愛抱夢からの招待状が届く。海外育ちのランガはそこに書かれた”Third Wheel”のスラングの意味(=邪魔者)に気付くが暦は悪意に気付かない。招待状を届けに来た忠を見た暦は「あんたラブホの…!」と言いかけて同席していた店長とランガを驚かせ(ランガはラブホの意味を知らなかったが)仲直りの日にあった一連の事故を暦がランガにまだ話していなかったことが判明した。暦が作ったランガのボードは修復不可能でスケート歴が長い暦にとってボードはあくまで”消耗品”だったがランガにとってはかけがえのない物になっており、それに対して暦は「壊れたら直せばいいだろ、俺たちみたいに」とボードは使えるパーツをとって暦の手によって生まれ変わらせることになった。

みんなが心配する中で愛抱夢と暦のビーフが始まる。

「君が僕にぐちゃぐちゃにされた時、ランガ君はどんな顔をするかな?」と暦のことなど眼中にない愛抱夢にすらも、ランガにとって暦が特別であるということは認識されている模様。ちなみに観客からは「抱き潰せ愛抱夢!」という強烈なヤジが飛んだ。

ビーフは予想通りMIYAが直視できないほど殺伐とした展開になってしまうが4話で愛抱夢とビーフした際止めに入ったランガは今回暦の勝利を信じて見守り、1話でランガのトリックに見惚れた暦との対比のように今度は暦の活躍にランガが瞳を輝かせた。ボードから降りた愛抱夢は暦に危害を加えようと近寄るが、ランガとジョーが暦を守るために愛抱夢の前に立ちはだかる。


第12話

「決勝が終わったらさ…」と少し照れながら暦が切り出した”二人の約束”は車の音に阻まれて視聴者には届かず…。

ランガVS愛抱夢戦は嵐の影響でコースを変更し、危険過ぎて今まで封印されていたスケーターの墓場とも呼べる悍ましいコースでの滑走となった。

これまで己をアダムに見立て”運命のイヴ”を探し続け、愛をテーマにセルフプロデュースしていた愛抱夢は一転して棺モチーフのボードに乗り換え死神のような出で立ちでランガを地獄に誘う。

緊迫した展開の中で愛抱夢の狂気に引き摺られるようにゾーン入りし、何も感じない死の世界に足を踏み込んだランガは崖から転落しあわや滑落死寸前まで追い込まれてしまうが暦のアドバイスの結果、新しいボードからは足のクリップを外しており、奈落へと落ちていく中で普段滑走中のスケーターからは見えないスケートデッキがランガの瞳に飛び込む。

そこに描かれていたのはいつものイエティのキャラクターと新たに付け足された”FUN”という暦からのメッセージ。

胸によみがえったこれまでの暦と仲間たちとの思い出の数々が死の世界に迷い込んだランガを救い上げる。


楽しい気持ちを取り戻したランガは復帰の道中で亡き父の幻と遭遇。


「Are you having fun?(楽しんでる?)」という父の問いかけに

「Ofcourse(もちろんだよ)」と答え、消えてしまった父の影を追いかけることはなくしっかりボードを踏みしめて現実の世界へと舞い戻った。


暦に教わったことを教えてやる、と改めて愛抱夢に真っ向勝負を挑みかけるランガ。

愛抱夢はランガとのビーフの中で自分がかつて捨てたはずの、スケートを楽しいと感じる気持ちを思い出す。


どれほど苛烈な展開になろうともランガの勝利をじっと信じてモニターで見守っていた暦だったが、ランガのゴールが近づくと居ても立ってもいられずゴール前に駆け出し精一杯ランガを呼ぶ。

無我夢中で激しいビーフを駆け抜けついに愛抱夢を制したランガはまっすぐとゴールポイントで待っていた暦に飛び付く形でゴールインとなった。


12話ED

特別仕様の後日談ムービーとなっており、二人のバイト先であるDOPESKTCHの屋上で祝勝会をしていたところに愛抱夢が乱入、パラシュートで降下してきた愛抱夢にみんなが千々に逃げ惑ったが食に夢中なランガは意に介さず、暦もまたランガの傍を離れなかった。


エピローグ

SK∞第1話のアバンタイトルで暦が自問自答していた”自分の幸せとは何か、答えられる奴はいるのか?俺の幸せは…”に対してランガがアンサーを語り始める。

二人は誰もいない早朝のクレイジーロックで落ち合う。それは12話冒頭の”約束”を果たすためであり

ランガが「俺の幸せはー…」と口にすると同時に、先に来ていた暦がランガに微笑みかけ、いつものDAPを決めて二人きりの幻の決勝戦を開始する。

点灯しないシグナルの代わりにクレイジーロックに昇った朝の光がこれから先に続く二人の道を明るく照らしていた。



ドラマCD

シンデレキ。

アニメSK∞DVD/Blu-ray第1巻の特典についてくるドラマCD。

文字通り童話・シンデレラをもじった内容である。

ドラマCDの配役はシンデレラ役が暦、王子役がランガ。

おまけ4コマ描かれているそれぞれのビジュアルは

シンデレキ:いつものヘアバンドを着用しつつトレードマークの赤毛は三つ編みにし、ボロのエプロンドレスを身にまとっている。

ランガ王子:絵本から出てきたような盛装姿の王子様。

本編に比べるとかなり砕けたギャグ線だがアニメ本編を10話まで見た後に聞くと、各所でシリアスな本編の関係性・ストーリーを踏襲した表現があることにも気づく。

特に今まで誰にも仲間として必要とされていなかった暦が、自分を強く求めて取り巻く環境を変化させてくれたランガに対してどう思っているかわかるセリフは必聴。

ラストはそれまで語り手を務めていた愛抱夢が物語に割り込んでランガ王子を掻っ攫い、シンデレキが王子を取り戻そうとする…が、そこで暦の目が覚める。シンデレキは妹たちに絵本を読み聞かせながら寝落ちしてしまった暦の見た夢であったと判明する。


SK∞エスケーエイト チルアウト!

ヤングエースUP!にて連載されているスピンアウトゆるかわショートギャグ漫画。

本編のシリアス部分にはあまり触れず進行するため全体的にほのぼのしている。

アニメ本編終了後も更新継続が発表された。


以下スピンアウト版で描かれた設定やネタ等。


trick1

ランガは大食いチャレンジで稼ごうとした結果やり過ぎて出禁になっている店がある


trick2

ランガはスケートボード界のマッドマックス感(それがスケートの本質ではないと暦が訂正するが)を結構気に入っている


trick3

ランガは暦のことを犬、MIYAのことは猫だと思っている(ので賭けの結果暦がMIYAの犬、MIYAが暦の猫になってもいつも通りであまり問題はないと判断した)


trick4

暦がスーパーマン、ランガがイエティのコスプレをする


trick5

ランガに何かあったら暦はショックのあまり語尾が~ランガ!になる


trick6

ランガは温泉を楽しみにしており大量のお風呂グッズを旅行に持参していた


trick7

ランガは暦のお弁当を狙っている


trick8

本編でランガとこじれ、ランガからのメッセージに返信している様子がなかった暦だがMIYAの励ましには一応返信した(重症っぷりが伝わるレスだった)


trick9.5

チェリーのカーラを参考に暦もランガのボードにAIを搭載させるが出来上がったのは人工知能ではなく暦が無線でランガと会話するだけの物である

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