アッバース1世
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あっばーすいっせい
アッバース1世とはサファヴィー朝第五代国王で中興(一旦滅びたものを再び栄させるもの)の祖とされている。サファヴィー朝の首都をイスファハーンに遷都した。
人物
サファヴィー朝の第五代王で大帝と称されている。
功績
イギリス人シャーリー兄弟一行より学んだ最新の砲術や戦術により、王に直属する二つの近衛軍団を組織するとともに銃兵部隊や砲兵部隊を新たに組織し、トルクメン系遊牧民族による軍事集団、クズルバシュの抑え込みに成功。また、東ではウズベク族の侵入を食い止め、西ではオスマン帝国よりアゼルバイジャンやイラクの地を奪還、さらにはポルトガル人をホルムズから駆逐し、サファヴィー朝の最盛期を作った。
首都をイスファハーンに遷都し、世界の半分と称されるほどの繁栄を誇った。
また、自らマシュマドのイマーム・レザー聖廟に巡礼を行って国内のシーア派聖地巡礼を奨励し、国民の精神統一を図った。
同じ名前のアッバース朝があるが、アッバース朝は750年から1258年にかけてイランで繁栄した王朝なので時代は全然違う。ただ名前が一緒のせいでで混乱を生じている受験生が数多くいるので、注意しよう。
またサムネイルのような、『小姓と戯れるアッバース1世』でも有名であり、BLの象徴として(本当に一部の)世間を賑わせている。一部の腐女子は世界史の時間に密かにこの絵を資料集で見て興奮しているだとか。
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