概要
名前は「Abi Eshuh」とつづり、古代メソポタミア文明はバビロン第一王朝8代目王の名前からとられている。彼はハンムラビ法典で有名なハンムラビの孫である。
解説
本体はトキ自身の腕の外側に伸びたもう一対のマニピュレータを備えたアーム、精密照準用と思われるバイザー、脚部の装甲板からなる。バイザーは通常時は上げており、ノーマルスキルやEXスキル時に下ろす。
左肩の装甲板にはミレニアムの校章が入れられている。脚部に「SE-4823」という文字があるが、これがアビ・エシュフの型式名なのか、それとも機体番号のようなものなのかは不明。
アームを包み込むように3銃身のガトリングガン(名称は「トライ・ポッド」)をマニピュレータで保持している。そのため腕部兵装は換装も可能と思われるが、現時点では立ち絵含め登場していない。
手甲はアームに固定されていないが、腕とアームの動きは連動する。発砲は手元のグリップで行うようだ。
肩部にはレーザーキャノン2門が懸架されている。立ち絵や通常時では下がっており、EXスキル使用時ではぐるっと回って展開される。
劇中での活躍
- Vol.2『時計じかけの花のパヴァーヌ編』
第2章で初登場。アリス奪還のため要塞都市エリドゥに乗り込んだ一行の前に立ちはだかる。
エリドゥの防衛システムの一角であり、エリドゥの電力と演算処理による支援を活用することで未来予知にも等しい回避機動を取ることができる。
ネルをもってしてもまともなダメージを与えることができず万事休すかと思われたが、交戦過程で「あくまで陸戦機である」ことを看破され、その弱点を突かれる形で敗北した。
- 最終章『あまねく奇跡の始発点編』
ヒマリの手でエリドゥ外でも活動できるよう改修が施される。全盛期のような無敵ぶりは失ったものの純粋なパワーは健在であり、虚妄のサンクトゥム攻略戦ではDivi:Sionの大軍団を相手に、C&Cが増援に来るまで単騎で持ちこたえてみせた。
- Ex『デカグラマトン編』
デカグラマトンの調査を行う特異現象捜査部にトキが同行したこともあり登場。一行の心強い戦力となった。
また対峙したアイン・ソフ・オウルからは、アビ・エシュフに「名もなき神」の技術が使われていることが指摘されている。
ゲーム内での性能
ゲーム中では「低コストのEXを使用してアビ・エシュフを装着する」という形式で実装。EXを3回使うと元に戻るため、再度装着する必要がある。
装着時は攻撃速度が落ち威力が上昇、さらにEXスキルが範囲攻撃に上書きされる。
詳細はトキの個別記事を参照されたい。
関連イラスト
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