概要
その名の通りアヒルの変化で、これに股をくぐられると魂を取られて死んでしまうとされる。
沖縄本島の読谷村(よたにそん)の読谷高校の運動場の周辺はかつては寂しい谷底で、アフィラーマジムンが良く出没したといわれており、とある農民が石を投げつけると無数の蛍と化して農民の周囲を飛び回ったが、間もなく一番鶏が鳴くとその声と共にかき消すように消え去ったといわれている。
また旧日本軍の軍服を着て日の丸の鉢巻をしたアヒルに追いかけられ、気が付くと何時の間にか消え去っていたという話も伝わっており、その正体はかつて日本兵に食べられて骨を投げ捨てられたアヒルが妖怪化した存在だといわれている。