アラビア半島のアルカイダ
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あらびあはんとうのあるかいだ
アラビア半島のアルカイダとは、イエメンのイスラム過激派組織である
2009年にアルカイダのサウジアラビア支部がイエメン支部と合併して発足したテロ組織で、略称はAQAP(Al‐Qaeda in the Arabian Peninsula)。構成員は約600人とされている。
2009年末にアメリカ政府はAQAPをテロ組織に指定、2010年にはCIAがAQAPをアルカイダ本体よりも危険視していると、ワシントン・ポストが報じた。なおCIAはイエメンでの作戦に無人偵察機 RQ-1プレデターUAVを使用しており、ヘルファイア対戦車ミサイルでAQAP幹部を暗殺している。
イラク、シリアで活動しているイスラム過激派組織ISILとは対立している。2014年11月にはAQAPがISILを非難する声明を発表している。
2015年1月、AK-47で武装した2人組の男がフランスの新聞社シャルリ-・エブド本社を襲撃し、印刷会社に立てこもった末にフランス国家憲兵隊特殊部隊GIGNに射殺された。このテロ事件でAQAPは犯行声明を発表した。
2015年現在続いているイエメン内戦では現政府派、フーシ派の両陣営と対立している。
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