概要
CV:大塚明夫
イベント『Second_Advent』に登場したヒューマンの老人。
契約武器をはじめとする、組織の装備を研究する「第零拠点」の最高責任者であり組織の創始者の一人。
最高責任者という立場であるにもかかわらず、自ら研究や開発を行い続ける根っからの研究者であり、これまでに様々な武器や兵器、道具を開発し、組織に貢献していた。
組織を纏め上げる前は某国の軍に所属する兵士であったため同じく創始者であるグルザレッザとは組織創設以前からの旧知の仲である。
数多の偉業を成し遂げ年老いてなお現役で働いており、バザラガやユーステスは勿論イルザでさえ頭が上がらない。
自身を「死にぞこない」と称したり、上下関係を気にせず無礼を働いたベアトリクスも笑顔で受け流す気さくな好々爺。
アランドゥーズは組織が現在の形になる前から抱いていた、「月へ行く」という誰もが忘れてしまった目的を唯一知っている存在であり彼はその目的を果たすべく研究を重ね続けていた。
そして月の民が使役する機神の存在を知り、その力に魅入られ、狂気に囚われいった。
作中では、ゼタ達に研究の為に契約武器を一時渡すように命じ、月の民であるカシウスの武器も奪い研究を発展、最終的に己を新たな機神『ヴァーサタイル』に作り替えた。
しかし人間には重すぎる負担であったのか理性を失い暴走、自我無き怪物と化してしまった。
そして、圧倒的な力で主人公たちを追い詰めるもベアトリクスの決死の行動で己のコアであるエムブラクスの剣を失い弱体化、武器を取り戻した彼らに打ち倒されることとなった。
組織イベントの続編『Spaghetti_Syndrome』にて、何故彼が月へ行くことを偏執的に望んでいたのかが明かされた。
彼が月へ行くことを野望としていた理由、それは彼が若き日に出会い、今は組織の「中枢」と呼ばれる機神ヤチマだった少女を月へ帰還させる為だった。
帰還の術を探し奔走する彼は「組織」を立ち上げるも、やがてはその奔走も犠牲を厭わない野望へと移り変わってしまい、上記の凶行を引き起こす切っ掛けとなってしまった。
その後、彼の行方は……。