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概要

オープンワールドゲーム『原神』の登場キャラクター。緑色の身体であり、頭に咲いている黄色い花と赤いスカーフが特徴のアランナラ

世界任務「森林書」において「もう一人の主人公」と呼べるほど重要な役割を担っており、アランナラの中でも特に人気のある個体である。

ストーリーでの活躍

「森林書」第2章

「森林書」第1章にて「死域」に入り昏睡状態になってしまったラナを救うべく、アランナラたちの居住地である「ヴァナラーナ」を訪れた旅人たちの前に現れる。

アランマは、同じくアランナラの一人である「アランラナ」が旅人のことを受け入れていることを理由に彼(女)らを受け入れ、一行がたどり着いた「現実世界の」ヴァナラーナではなく、本物のヴァナラーナ所謂「偉大な夢のヴァナラーナ」へ案内するのだった。

本物のヴァナラーナにて旅人は、「ラナを救うために必要な『ビージャの実』は『アシュヴァッタの樹』に生る実であり、その実を成長させるにはヴァナラーナで『ウツァヴ祭』を開催する必要がある」ことを知り、まずはウツァヴ祭のために、スメール各地に散らばったアランナラを探す冒険に出るのだった。

一方アランマは、アシュヴァッタの樹がある場所「アシュヴァッタ神殿」へ行くための準備のため、旅人や友人である「アランカヴィ」を筆頭とする「歌摘み」のメンバーに協力を要請した。

その後、旅人が無事にアランナラたちをヴァナラーナに連れ戻しウツァヴ祭が行われた。そして翌日、アランマはいよいよビージャの実を採るべく、旅人と共にアシュヴァッタ神殿へ向かうことになるのだった。

「森林書」第3章

アシュヴァッタ神殿がある場所は、死域の侵食により滅んでしまった「かつてのヴァナラーナ」だった。その地は極めて濃度の高い死域と化してしまっており、アランマの協力なしでは旅人も探索困難な状態であった。

その地で一行はアシュヴァッタの樹を見つけることに成功するも、もうその樹は死域の侵食により実をつけることもできない状態だった。「ビージャの実を手に入れるには、新たにアシュヴァッタの樹を植えるしかない」と言うアランマは、そのためにかつてのヴァナラーナの深淵へ向かうことになる。

その後、最初のアランナラ「アランムフクンダ」と会った旅人一行は、この地を滅ぼした元凶「マラーナの化身」についての話を聞くことになる。旅人はかつてのヴァナラーナを再生させるべく、アランマと協力し「マラーナの化身」と戦うのだった。

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以下、ネタバレ注意

アランマの協力により旅人は「マラーナの化身」を倒すことに成功。そしてアシュヴァッタの樹の種をその地に植えることになるのだが、

実はその種はアランマ自身のことだったのだ。アランマには旅人との冒険の経験やアランムフクンダの記憶、かつてのヴァナラーナに遺されていた文などに触れたことで膨大な「記憶」が蓄積されていたのだ。

アシュヴァッタの樹の成長はその種の記憶の力が大きいほど早いとされており、アランマの種としての力は十分なものではあったが、アランマが種としての使命を果たすことは同時に「別れ」を意味することにもなる……。

アランマは「いつか会える」と旅人一行に別れを告げ自身の力を解放、新たなアシュヴァッタの樹になるのだった。

その樹にはラナを回復させることのできるビージャの実が実っていた……。

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