概要
バットマンの派生作品である『バットウーマン』に登場する女ヴィラン。
本名はベス・ケインであり、バットウーマンことキャサリン(ケイト)・ケインの姉。
道化師を思わせる白塗りの顔が特徴であるが、同じく白塗りの女ヴィランのハーレイ・クインと比べるとエレガントさが強調されている。
幼い頃にある犯罪者に母親を殺され、自身は誘拐された末に教祖的な存在に仕立て上げられて現在に至る。
他メディア展開
BATWOMAN／バットウーマン
2019年に放送された海外ドラマ。
本作では「ワンダーランドギャング」の女ボスとして登場しており、姉妹ケイトと離ればなれになった経緯が「交通事故で母親と共に車ごと川に転落して行方不明」という設定に変更されている。
ナイフ投げが得意であるが、腕っぷしも強く、初登場時は戦闘訓練を受けてバットスーツを装備したケイトと互角に戦っていた。
表舞台に現れた目的が「自分を見捨てた父ジェイコブに対する復讐」であり、その一環としてジェイコブが率いる民間警備会社「クロウズ」の壊滅を目論んでいる。
なお、ジェイコブは事件当時は懸命にベスを捜索していたものの、やがて家族を失った悲しみに押し潰されてしまい、現在は生存を諦めてしまっている。また、幼かったケイトに対しては「ベスが死亡した」という嘘の報告で言い聞かせていたが、それがかえってケイトとの溝を深めてしまう結果となった。
演者であるレイチェル・スカーステンは過去に海外ドラマ『ゴッサム・シティ・エンジェル』でダイナ・ランス役を演じており、DCにおけるヒーローとヴィランを両方演じた女優となった。
関連タグ
ジョーカー：オマージュ元と思われるヴィラン。
