概要
タイトルロゴが前作までとは一転し、赤と黒を基調としたクールなデザインとなり、本作から愛乃はぁとに替わり、新主人公としてヴァイスが登場する。
彼女は秘密の組織によって後天的に聖女の力を付加され、戦闘技術を叩き込まれ、実戦にも投入されていたが、組織壊滅と共に救出された、というシリアスな背景を持つキャラクターである。
ヴァイスと共に救出されたシャルラッハロートも、孤独感と不安から戦友である彼女に精神的に依存してしまっている、という事情を抱えている。
とはいえ、もう一人の追加キャラであるえこは5さいのむじゃきならくがきプリンセス。やはりアルカナはアルカナだった。
ヴァイスもシャルラッハロートもストーリーモードの展開はシリアスだが、エンディングはいつものゆるふわアルカナEDであり、アルカナスピリッツは健在である。
ストーリー
アルカナハート2で描かれた「関東大事変」から二ヵ月後、かつて某世界大戦時に魔族からの援助のもと暗躍していた「ドレクスラー機関」が世界各地で再度活動の予兆を見せ始める。
それは支部が破壊、聖霊庁に吸収されたはずの日本も例外ではなかった。
日本各地で発見される次元の歪み、そして聖霊石を収集しようとする嘗ての機関構成員シャルラッハロート。
再度迫る次元崩壊の危機。日本沈没まで、あと6日。
聖霊石を巡り行動を開始する聖女たちはやがて、シャルラッハロートの待つ種子島に行き着き、機関の置き土産「神霊兵器ラグナロク」と対峙することになる。
LOVE MAX !!!!!
3を差し置いてアルカナハート2が NESiCAxLiveで配信されていたが、2013年5月8日、ついに稼動開始。
ロゴは3のデザインを引き継ぎつつ、青空を想起させる澄んだ青と、星を思わせる黄色を基調とした爽やかなカラーリングとなった。
新技が追加され、「トレーニングモード」が復活し「サバイバルスコアアタックモード」「トライアルモード」が新たに設けられた。
ネットワーク対応作品で、ネシカに戦績やトライアルモードでの成績を記録できる。
LOVE MAX SIX STARS!!!!!!
天之原みのりと血のアルカナ:イコルを追加したバージョン。ネシカで配信中。
現在、Steam移植プロジェクトが進行中である。キックスターターにより資金援助が募られ、開始から4日で目標金額である10万ドル(約1130万円)を達成した。その後追加要素として新キャラクター、新アルカナ、新シナリオの実装のためのキックスターターに移行している。
詳細は外部リンクを参照。キックスタータープロジェクトは2017年8月2日まで続けられた。Steam版は12月の発売予定と声明が出された。
そして、キックスタータープロジェクトの目標金額を超えたことで、正式に12月予定でリリースが決定し、同12日に配信開始された。対応言語は日本語と英語。
2017年5月上旬に原作者・脚本のさくらいとおる氏が逝去。2014年12月4日稼働開始の本作は、原作者存命中最後の作品となった。
LOVEMAX SIXSTARS!!!!!! XTEND
予約購入で新キャラクターの「ピストリクス」(サメ娘ちゃん)と新アルカナ「パラセ・ルシア」のダウンロードコードが手に入るキャンペーンを実施中。その他にも「ダークハート」と愛獄のガイストも配信予定。
達成前にクラウドファンディング期間が終了したこともあり、他の参戦候補「オメガ」と同名のアルカナ「オメガ」の参戦はひとまずお預け、という形となり、CPU版オメガと共に導入予定だったシナリオ「世界滅亡編」もそれにならう形となった。「地球滅亡編」シナリオを考えているチーム顧問の高屋校長氏はオメガ参戦の意欲を燃やしている様子なので、これからの展開に注目される(『アルカナ3LMSSS』Steam移植クラウドファンディングは32万ドル超が集まり成功。Steam版は12月登場予定)。
クラウドファンディング企画開始にあたり、当初はダークハートのみが新キャラクターとして想定されていたが、さくらい氏が「新キャラ一人では物語が作りづらいから最低2キャラ必要」と答えたことから、候補キャラとして前述の「オメガ」が加わった(参考)。
このことから『XTEND』の物語や設定にもさくらい氏が関わっていることがわかる。
2023年12月15日から9月5日にかけてロケテストが行われた(ツイート)。
そして同年12月15日から先行稼働が開始。実施店舗は中野TRFとゲームセンターKO-HATSUにて開催
(ツイート)。
外部リンク
「アルカナハート3 LOVE MAX SIX STARS!!!!!!」のSteam移植Kickstarter企画は4日弱で目標達成。新たなストレッチゴールや新キャラが公開