CV:野島健児
タグとしては主に「キュモール」が多く使用されている。
概要
帝国騎士団、貴族のみで構成されたキュモール隊の隊長。
プライドが高いばかりで、指揮能力や剣の実力は論外なレベル。貴族であることを鼻にかけており、一般市民や下町の人々は「下民」と呼んで見下している。有事は手下に無茶な命令するばかりで、いざという時に頼りにならない。他にも邪魔だからという理由で姫であるエステルを殺そうとしたりなど愚かにも程がある行動も目立つ。
アレクセイ騎士団長の命に従いながらも、裏で「海凶の爪」のイエガーと取引をしており、彼の地位を乗っ取る計画を立てていた。
しかし……
オアシスの街マンタイクに滞在中、これまでの数々の非道を断罪せんと現れたユーリ・ローウェルに謀られる形で、流砂に飲まれて命を落とす。
この一件は世間に公表されておらず、彼は「失踪した」という形になっている。
死後のサブイベントでは、彼の姉が登場する。キュモールの罪が明るみに出た事により、巻き込まれる形で貴族の権限を剥奪されており、八つ当たりのゲリラ活動に奔走した。最終的に投獄されるものの、ユーリの行動が招いた間接的な被害者と言える立場であり、ユーリの行動を考えさせられるイベントとなっているとの見方もあるが、彼女の八つ当たりや独善的な言動の垂れ流しをユーリに帰責させるのは筋違いであり、キュモールは姉まで同様の人物像だったと同情には値せず、むしろユーリの行動の正しさを補強するイベントとの見方も出来る(批判的演出ならば、彼女が善良ながらキュモールの家族だからと迫害を受け、耐え忍ぶ姿などを描いた方が効果的だった。もっとも弟の罪は重大過ぎて、政治が家族の貴族権限剥奪に及んでも妥当性があり、派生事態をユーリのせいだというのはやはり論理の飛躍が存在する。この論を許せば、普通に悪事の告発成功から一家没落した時でも、告発者が告発しなければと逆恨むことも許されてしまう)。
補足
「テイルズオブマガジン」に掲載されたフレン視点の前日譚と、小説「断罪者の系譜(下)」の巻末に書き下ろされた小話にも登場。
ソディアが以前、キュモール隊に所属していたことが判明する。
野島氏は後にマイソロ2にてゲーデ、TOI-Rにてコンウェイ・タウを演じている。
関連タグ
ユウナ・ロマ・セイラン…中の人が同じで共通点も多い(プライドが高いヘタレで、いざという時に頼りにならず、最後は自滅に近い形で死亡する等)。