概要
エンジ・オヅヌが開発した「ガイストシリーズ」に分類される、ドゥバン・オーグの専用機。
「アレス・ガイスト」はドイツ語で「全ての亡霊」を意味する。
兄弟機であるフリッケライ・ガイストと同様に、イェッツトのコアを転用した動力システム「ファウ・ケルン」を搭載する。
フリッケライより以前に開発された機体だが、使用したパーツの関係からある程度の汎用性を持つに至ったフリッケライとは違い、こちらはガイストシリーズ本来の仕様に則った設計となっており、その設計思想は特機に近い。
右腕は主兵装「スタン・ライト」と一体化した構造を持つが、各部に搭載された近接兵装によって遠近共に隙がなく、機体サイズと相まって火力も高い。
一方で、フリッケライと比較すれば機体が大型化している為、機動性が犠牲となっているという欠点を持つ。
RRRの最終局面に於いて、自身の能力の不完全さに気づいたドゥバンによって機体崩壊の危険を孕みつつも強制的に進化しようとし、機体が大型化。更に蝙蝠の翼を思わせる部位が追加されるなど、その姿は大きく変様するに至っている(第2次OGではこの形態にはならず、第一形態のまま決着となっている)。
武装
ビッグ・ライト
右腕と一体化したスタン・ライトから高出力のエネルギー砲弾を放つ。
名称は「巨大な右腕」を意味するものと思われる。
間違ってもこちらではない。
スタン・ライト
巨大なスタンガンそのものと言える右腕で殴りつける。
その性質上、左腕は帯電している。
レッド・ホーン
頭部に装備された角。
それ自体が格闘用の武装な為、相手を貫く程の剛性を発揮する。
間違ってもこちらではない。
ヒュージ・レフト
巨大な左腕とレッド・ホーンによる連携技。
密集した敵部隊への攻撃に長ける。
ストーム・レイ
両肩に搭載された多連装レーザー砲。
フリッケライの「フォース・レイ」に相当する武装。
C.U.N.
「Canny Ultimatum Nails」の略称。
フリッケライの「U.U.N.」に相当し、ヒュージ・レフト、ビッグ・ライト、スタン・ライト、ストーム・レイの順に攻撃するコンバットパターン。
スペック
分類 | ガイストシリーズ |
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形式番号 | RRR-X7 |
全高 | 35.3m |
重量 | 188.1t |
動力 | ファウ・ケルン(第2次OG) |
開発者 | エンジ・オヅヌ |
所属 | なし(RRR)/ガイアセイバーズ(第2次OG) |
関連機
兄弟機。詳細は該当記事を参照。
第2次OGの次回作である『スーパーロボット大戦OG ムーン・デュエラーズ』にて登場するアレスの強化形態。外見がRRRに登場した第二形態に酷似する有機的な見た目となっている。なお、ドゥバンは搭乗しておらず機体そのものが独自の行動を取っている。と、思われていたのだが…?