概要
モーデン軍の軍曹(「2」(「X」)で曹長に昇格)で「1」~「4」では中ボス(「4」ではステージボスでもある)、「7」(「XX」)ではステージボスとして登場。通称「オニ軍曹(鬼軍曹+オニールと引っ掛けて)」
「1」においてドナルド・モーデンのクーデターに参加し、二等兵から軍曹へと特進している。
人物
モーデンとは違いプロフィールは判明していないが家族はおり、妻のヘンリエッタ、息子のアレンJr、娘のナンシーがおり、息子のアレンJrはアドバンス版に登場している。因みに息子は親父譲りな顔つきだが頭はふさふさである。
名前からして、恐らくはアメリカ人ではなかろうか。
スキンヘッドで上半身裸というインパクトある姿と「ガッハッハッハッハッハ」という豪快な笑い方で毎回登場している。
主にマシンガン(おそらくM60)と手榴弾、接近戦でナイフを振り回すという漢らしい攻撃を仕掛けてくる。『Awakening』では加えてバズソーを振り回す姿も見られる。なお、アレンが持っているマシンガンは彼を倒した後に入手できる。(ヘビーマシンガンだが。)
どういう訳か寒い場所に縁がある。
i-mode用アプリ『メタルスラッグ外伝』ではなんと主人公として抜擢されている。
凄すぎる漢
モーデンと同様凄い生命力の持ち主である。
戦車以上の耐久力と俊敏性、攻撃力を持っており、当然銃で撃たれてもなかなか死なず、彼の体が真っ赤になればやっと倒れるといったものである。(「7」では彼自身ではなく彼が操縦しているロボットとの戦闘になっているが)
「2」(「X」)では、シャチに喰われて骨まで毟り取られたのにもかかわらず、何故かシャチの胃袋を食い破って無傷で生還している。(その時の骨は前に喰われた人の骨、もしくはシャチ自身の骨ではないかといわれている)
「3」では、銃で撃たれて乗っていた飛行機から転落し地面にたたきつけられるも、マーズピープルの母船から脱出する際、何事も無かったかのように無傷で登場し、脱出路確保のために共闘してくれる。
何故、あれだけエラい目にあっているのにもかかわらず生き返っているのかは、製作者いわく「彼には愛すべき家族がいる。だから絶対に生きて帰るんです。」と話している。
オニ軍曹
上述の「オニ軍曹」は敵味方問わず呼ばれている。
『MSA』などでは、彼の部隊は「死んだ方がマシ」と言われるほどのハードな訓練を課され、息も絶え絶えになりながら挑むモーデン兵の姿が描かれている。
だが彼が部下にこんな事をさせるには理由があり「自隊から犠牲者を一人も出さない」「勝利を得て戦場から絶対に生きて帰る」という彼の信念によるもの。
ゆえに真剣に立ち向かう者には肩を貸し、少しでも手を抜こうとする者は一喝する。そうした彼の心に触れた兵は少しずつ心に変化が現れ、最終的にはどんな戦場でも生き抜ける強い心を手に入れられるという。
台詞
アレンとの戦闘中に彼はこの台詞をいっている。
「Comon! boy!」(かかって来な!)
「Go home to mammy!」(おふくろんとこに帰りな)
「You're mincemeat!!」(ひき肉にしてやる!!)
「See you in hell!」(地獄で会おうぜ!!)