アーシュラ(FF4TA)
あーしゅら
『ファイナルファンタジー4 THE AFTER ~月の帰還~(通称、FF4TA)』に登場するモンク少女。
タグとしては単なるアーシュラがもっぱらである。
特徴は金髪紅眼・バラの髪飾りと赤のチャイナドレス。ファブール王となったヤンとヤンの奥さん(シーラ)の間に生まれた。芯が強い頑固者で、自分の信念はねじ曲げない。その一方で、礼節はしっかりと弁えており、さすがは王女様という風格も漂っている(肉体と精神の素養を兼ねるモンクの国であるという要因もあるかもしれない)。血筋のためか、強くなることに憧れている一方で、ヤンの教育方針から稽古を付けてくれないことに不満を覚え、お城を飛び出した。
その後、仲間を危機から守る為に奥義へとたどり着いた経緯を見たヤンから、ついに弟子として認められ、共に旅立ちをする。すばしっこく、火力も高いことから、新キャラ随一の強キャラとしても知られる。
本来は女王様ネタ武器であるクイーンビュートというムチすら、彼女の手にかかれば澄んだ精神を持つ拳の達人の得物へと姿を変える。
見た目は凄く色っぽく、当初は17ぐらいではないかと言われていたが、実はセオドアと1つ違いでしかない(彼女が1歳上)ことが『インタールード』により判明。また、セオドアに対して「なぜセシル国王の王子であることに誇りを持たないのか」と気持ちを伝え、強い絆が生まれる。
本来なら主人公セオドアとの対比などから、新ヒロインのポジションであってもおかしくないのだが、萌えキャラ要素満載のレオノーラなどに食われてしまっている感が否めない。
当初はヤンの妻(アーシュラの母)の名前がアーシュラという裏設定が存在したが、ゲーム内で使用するとプレイヤーの混乱の元になるため名前の使用を控えていた。その後FF4TAにて該当キャラにアーシュラと命名、小説版発売以降はヤンの妻はシーラという名前が公式設定となった。