注意:メイン画像は良く似たそっくりさんです。実際にゲームに登場する姿とは異なります。
概要
『悪魔城ドラキュラ 奪われた刻印』に登場する敵キャラクター。
兄弟子アルバスを追って、シャノアが最初に訪れるエリア『廃修道院』のボス敵。
見た目は鮮やかな紅色の甲殻に包まれた巨大人面蟲。…と思ったら普通に蟲の顔もある。
巨大な鋏を持った芋虫にも海老にも見える甲殻節足生物であり、少々グロテスクな姿が特徴。
最初は天井にある緑色の繭の中で眠っているが、シャノアが部屋に入ると覚醒し戦闘となる。
作中における怪物図鑑の説明では「拠点守護のため生み出された大型の変異体」とあり、
人為的に生み出された、あるいは品種改良された魔物とされている。元になった生物は不明。
説明をそのまま鵜呑みにするのであれば、変異体=別個体はいない唯一無二の存在である。
拠点守護=アルバスの隠れ家である『廃修道院』の最奥に配置されていた。…という事から、
この魔物を生みだしたのはアルバスという事に…お兄ちゃん何変なモノ作ってるんですか。
ちなみに本作のボス敵はノーダメージで撃破すると記念に『ボスメダル』が入手できるのだが、
その説明欄におけるアースロヴェルタの二つ名は【甲殻蟲】。…意外に普通だったのね。
戦術指南
HPは700。弱点は斬属性と炎属性。打属性には耐性があるが、初見では特に問題はないだろう。
打属性も炎属性も2周目以降でもない限り、訪れた時点では絶対に使用できないからだ。
下記の突進攻撃を避けるためにも磁力の印術『キルクルス』は必ず装備しておくとして、
極端な話、初期装備である突剣系の印術『コンフォデレ』で挑んでも全く問題はない。
他には同エリアに出現する『スケルトンソルジャー』が落とす剣系の印術『セカーレ』か、
普通に道中で入手可能なナイフ系の印術『クルテ』も斬属性のため、そこはお好みでどうぞ。
攻撃方法は鋏による振り下ろし攻撃、身体を丸めてから部屋を数回ほど往復する突進攻撃、
顔面から蜘蛛の巣のようなネットを射出する攻撃の3つ。どれも攻撃まで猶予があるため、
予兆を見てから回避でも十分に間に合うだろう。基本的には攻撃を欲張らなければ大丈夫だ。
鋏攻撃は部屋の端に寄って回避、突進攻撃は上部にある磁石にキルクルスを使用してやり過ごし、
ネット攻撃は端に避けるか、何か攻撃を当てれば打ち消す事ができる(初見ではやや難しいが)。
ただしハードモードではネット攻撃の発射数が増えているため、若干避け難くなっている。
最初に戦う相手なだけあって、『キルクルス』の扱いに慣れる意味合いが強いボス敵と言える。
この後も獄長『ビッグスケルトン』や鉄蟹『ブラキュウラ』の戦いで多用する事になるので、
しっかり慣れておこう。落ち着いて戦えばノーダメージクリアもそこまで難しくはないはずだ。
ただし2周目以降のハードモードでは攻撃力だけは危険なので、合成印術で短期決戦を狙おう。
尚、『アルバスモード』の場合は通常攻撃のアガーテショットをただ連射していれば良い。
最初からハイジャンプの能力が使用できるため、ハードモードだろうと簡単に回避できるからだ。
ゲスト出演?
本作のPVが公開された当時、アースロヴェルタが一部ファンの間で話題になった事がある。
と言うのも、同じくコナミのゲーム作品『魂斗羅』シリーズに登場する敵キャラクター、
『陰獣キムコウ』にデザインと攻撃手段が似通っていたため。と言うかおそらく元ネタ。
実際に名前が判明したら、コナミお得意の自社パロディ=そっくりさんネタだったわけだが、
現在でもキムコウ本人が悪魔城ドラキュラシリーズにゲスト出演したと勘違いされる事がある。