イアン・スティアート
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いあんすてぃあーと
イアン・スティアートとは、小説『乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…』の登場人物。
ソルシエ王国スティアート王家の第二王子（4兄弟の次男）で、第2位王位継承者。セリーナ・バーグの婚約者。家族構成は現国王の父、現王妃の母（声：井上喜久子）、第一王子（兄）のジェフリー、第三王子のジオルド、第四王子のアラン（ジオルドとアランは双子で、イアンの2歳年下の弟）。また、前国王の正妃（ジオルドやアランと血の繋がりはない）と、王宮の一室に引き篭もっている叔父（年齢はジェフリーやイアンとさほど変わらない）がいる。
文庫版では第3巻から登場する。文庫版第1巻〜第2巻に相当するWEB版では、「ジオルドとアランの兄」として存在が明かされている程度で本人は一切登場しない。
金髪碧眼で、外見はジオルドに比較的似ている。
いい加減（に見える）兄のジェフリーを反面教師にでもしたのか、生真面目で杓子定規な人物。彼を取り巻く貴族達は国の将来を真摯に考える真面目な人物が多い。
他人への感情（特に愛情）表現がド下手な（生き方が）不器用な男子であり、婚約者セリーナへの態度もどこか表面的で素っ気ないものが多いが、実際のところは深く愛していて正式に婚姻を結ぶまで近寄り過ぎないようにしていただけである。また兄弟にも冷淡だと思われがちであるが、本人には兄弟への親愛の情はある。良くも悪くも個性的な兄弟達(ブラコン、腹黒、俺様男)の中では比較的癖のない人格の持ち主である。
作中ではカタリナ・クラエス誘拐事件を機にセリーナに対する真剣な気持ちを伝え彼女に改めてプロポーズし結ばれる。気持ちを伝えるきっかけをセリーナを諭して作ってくれたカタリナに対して深く感謝している。
魔力保持者ではあるが、属性は不明。
映画では、アランやメアリと一緒に水の魔力を発動している。
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