あらすじ
ある日、学校から帰ってきたアラレからみどり先生の下着がイチゴパンツだったと聞いた千兵衛は、先生のイチゴパンツが見たくてたまらなくなってしまう。
そこで千兵衛はひらめいた天才的頭脳でみどり先生に怪しまれずにイチゴパンツをどう見るか複雑な計算や実験を経て、驚きの大作戦に出る。
作戦内容
千兵衛が作戦のために集めた人材と道具
- 近眼のコオロギ
- まけずぎらいのネズミ
- ヒヨコのうまれそうなタマゴ
- ミミズ
- ゾウガメ(※勿論ただのゾウガメではなく、カメの甲羅を持ったゾウ)
- ウジ
- ハラをすかせたカエル
- スズメ
- ブタ
- 太陽
- 小石・ロープ
- 木・カセットレコーダー
- カエル用フトン
- シーソー・ロウソク
- ロケット花火・フウセン
- コオロギ用レーザー光線銃・パイプ
作戦の内容と順序
- 負けず嫌いのネズミが千兵衛の合図と共に走り出し、途中で石につまづいて転ぶ。
- つまづいた悔しさから、ネズミが近くのロープにやつあたりをして食いちぎる。
- ロープを食いちぎられたことで、しなっている棒から張力が開放され乗せてあったタマゴが飛んでいく。
- 地面に落ちた衝撃でタマゴからヒヨコが生まれる。
- ヒヨコが好物のミミズをすぐそばで見つけ、追い回す。
- 食われてなるものかとミミズは飛び跳ねる。着地先にミミズ嫌いなゾウガメが居り、「あっちいけーーっ!!」とミミズに向かって石を投げる。
- その石の一つがテープレコーダーのスイッチに当たり、「やーーーーいウジのアホー くやしかったらとんでみろーーー!」と再生され、ウジをからかう。
- アタマにきたウジがハエにヘーンシン!!して飛ぶが、カエルに見つかり食べられる。
- ハラのいっぱいになったカエルは眠くなり、近くにしかれていたカエル用のフトンで眠る。
- フトンがしかれていた場所はシーソーで、逆側に設置されたロウソクがカエルの重みで持ち上がり、ロケット花火を点火させる。
- ロケット花火が飛んできたのを見た近眼のコオロギは、ロケット花火を天敵のトンビと勘違いし、光線銃を乱射。
- その一発が木の枝に結び付けてあったフウセンの紐を切り、そのままフウセンは空へ浮かぶ。
- 浮かんできた風船を見た、空の王者である太陽がフウセンは自分を挑発していると勘違いし、フウセンをかじる。
- 当然風船は割れ、ビックラした太陽が"ひやあせ"を流す。
- 太陽の落とした"ひやあせ"はブタが咥えているパイプの中で眠っていたスズメにかかる。
- 朝だと勘違いして起きたスズメが羽ばたき、そのことで鼻をくすぐられたブタがくしゃみをすると…
…といったピタゴラスイッチ形式でイチゴパンツを見るというものだった。
作戦実行とその結果
手始めに千兵衛が女装してブタのくしゃみの風力を実験し、みどり先生が通りかかるとすぐに作戦実行…と思いきや、この日みどり先生はスカートではなかったため、作戦は後日に延長することに(アニメ第1作では千兵衛が女装したまま、みどり先生に詰め寄ろうとした際、偶然パトロール中のガラとパゴスとすれ違っており、何か勘違いをした二人によって病院へ連行されている)。
後日、みどり先生の下着はイチゴパンツではなくゴジラパンツであったものの、それでもスカートだったため、作戦実行は可能となり、上記の作戦が遂に開始となる。
見事なままに作戦は進み、ブタのくしゃみでみどり先生のスカートを…ではなく、先生の近くにいた農家ののんきおじっさの服の裾をまくり、千兵衛はショックのあまりに寝込んでしまったという。
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東映アニメーションのアニメ版エピソード紹介
- 第9話「イチゴパンツ大作戦」(Dr.スランプアラレちゃん)