イピリア(遊戯王)
いぴりあ
ルネッサンス・イタリアの政治思想家は言った。勝ち続けるための条件は３つ。その１、チャンスを身に着けること
2019年5月発売のパック、「COLLECTION PACK－革命の決闘者編－」で初登場した地属性・爬虫類族の下級モンスターである。
アニメ版遊戯王DMに登場したビッグ５の一人、ビッグ１(大下)の使用カードが時を経てOCG化されたもの。
このカードの情報が出た時はビッグ5の他の使用カードもOCG化するかに思われたがそんなことはなかった。
おそらくは堅実で出張要員としても、それほど無理なく投入できる効果であったために白羽の矢がたったと思われる。
その後、AC01で「ヨーウィー」が商品化した。
効果モンスター
星２/地属性/爬虫類族/攻 500/守 500
このカード名の効果は１ターンに１度しか使用できない。
(1)：このカードが召喚・反転召喚・特殊召喚に成功した場合に発動する。
自分はデッキから１枚ドローする。
緩い条件でドローできる効果と、同名カードのものの効果は1ターンに1度しか発動できない制限が設けられた。アニメ版のままだと、エクゾディアや天穹覇龍ドラゴアセンションによるワンショットキルなどで悪用されかねないため、無理もない。
尤もこの制約の付与はこのカードに限ったことではない。
現環境ではデッキ圧縮手段などとしては地味だが、爬虫類族ではワーム・リンクスとは違う方法でドロー加速ができる、希少な存在。
低ステータスである点も、デブリ・ドラゴンなどの効果の恩恵を受けられる長所になりえる。
数年後、レベル2であること、手軽にアドバンテージを得られることから相性のいいスプライト(遊戯王)で採用される事例が散見され、ギガンティック・スプライトで呼びつけられたり、スプライト・エルフなどで釣り上げて更なる召喚に繋げつつドローに繋げるといった方法で活躍した。
