概要
白ボンの祖先にあたる人物。元ネタは言わずもがなインディ・ジョーンズ。
どんな願いもかなえるという指輪を探して遺跡を探検していたが、指輪を目前にして遺跡のトラップに引っかかり、地下深くへと落とされてしまう。
地下から脱出するため、そして指輪を手に入れるために、数々の遺跡を渡り歩く冒険をすることになる。
元ネタをなぞって、ボムキックはムチで爆弾を弾き飛ばす技能となっており、ムチを振るうアクションがある分だけ若干隙がある。
一方、バイクのモトボンバーは前作「ボンバーマンGB」のそれより優秀で、なぜこの時代にそんな高性能バイクがあったかは知らないが、敵から攻撃を受けてもルーイよろしく身代わりになるだけで、ボンバーマンもろとも一撃で倒されたりはしない。
各地の遺跡で守護するモンスターと戦うことになるが、指輪をめぐって戦う最後のボス「ゴールドマスク」ならびにその中身である正体の「デススカル」を下したのち、ついに指輪のもとへと到着した彼だったが、死闘を経た彼は考えを変えていた。
念願だったはずの指輪を彼は取ることはなかった。
この指輪はこれまでも、願いをめぐって多くの者が争ってきた代物であり、こうして指輪を巡る欲望のスパイラルに巻き込まれることのなかった彼は、ただの冒険者として変わらないまま遺跡を後にした。