概要
「キンポウゲ」の別名でも知られる、キンポウゲ科キンポウゲ属の植物。
群馬県の佐波郡、新潟県の佐渡市、旧播磨国では「ウマゼリ」とも呼ばれ、名前の由来は一説によると、根生葉を馬の蹄に見立てたものだといわれている。
日当たりのよい山中などに普通に生える多年草で、日本では北海道~南西諸島まで、日本国外では朝鮮、中国、台湾に広く分布している。
ちなみに別名の「キンポウゲ」と呼ばれるものはウマノアシガタの八重咲のものを指しているとされる。
尚、ウマノアシガタも多くの他のキンポウゲ科の植物同様に有毒植物の1つであり、これを食べた牛が中毒を引き起こしたという記録がある。また中国では古くから薬として用いられている。