ウルムチ
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うるむち
ウルムチ(ウイグル語: ئۈرۈمچى、簡体漢字: 乌鲁木齐)は、中華人民共和国新疆ウイグル自治区に位置する地級市、自治区首府。
テュルク系民族が居住する中央アジアの歴史的地域である。そのため、言語・文化・経済の面などにおいて、中国東部(北京、上海)よりも、タジキスタンやウズベキスタンのような、はるか西方の中央アジアとの結びつきが強かった。現在は漢語を話す漢民族が住民の多数派を占めている。中国・ユーラシア博覧会を開催するなど東西交易の拠点であり、人口は200万人を超える規模で中央アジア最大の都市タシュケントに匹敵する大都市である。
世界で最も内陸に位置し、四方のどの海からも2,300km以上離れて到達不能極に近く、「世界で最も海から遠い都市」としてギネス記録になっており、1992年にアジア大陸の地理的中心を中国科学院はウルムチの永豊郷永新村と測量したことから「アジアの首都」とも呼ばれ、「アジア大陸地理中心」と呼ばれるアジア49カ国の国旗と文化が描かれた像で囲まれた記念の塔が建つ広場は観光名所になっている。
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