エイハブ(放サモ)
えいはぶ
やれやれ、漂流したガキを拾うとは……まあいい、拾った以上は働いてもらうぞ まずはハープーンのブチ込み方から仕込んでやろう
CV:石塚運昇/ILLUSTRATOR:gamma
青を基調とした船長服を纏い、白髪を蓄えた左足が義足で黒目捕鯨船の船長の水牛獣人。神器は彼が乗る、狙った獲物を追い求め絶滅させる為の権能を帯びた捕鯨船。そして手に持つハープーンは剥奪の権能を持つ二つ目の神器である。英語表記「Ahab」。
一人称は「俺」。
二人称は「名前呼び、お前(さん)、てめえら」等。
三人称は「奴(ヤツ)」。
主人公に関しては「名前呼び」。
笑い声は「はっはっはっ」。 ただし現状酔った状況でしか笑っていない。
イベント「出航!真夏の海洋冒険」の第3話、遭難していた主人公たちを拾い、船員として雇う形で登場。
船長らしく厳とした態度で、つっけんどんな性格ながら部下の面倒見もよい懐の広い男。
酔うとややフランクな性格になり、口が軽くなる。
己の人生から大切なものを奪ったある海の怪物を追い、数多の海を渡る復讐者。海の怪物の情報を聞くと、我を忘れ狂気を見せる面がある。
マカラは主人公たちよりも先に拾った交渉役として信頼している。
エイタが着ている船長服は彼のお古。理由は腹回りがキツくてもう着れなくなったらしい。
かつて大いなる存在を「神」と呼び、崇めていた国の王。しかし、その神を信じなかった為、神の矢を撃たれ魂を牛に縫い付けられた、世界から追放された元人間。神器のハープーンはその忌々しい神の矢でありながらも、彼はそれを使用している。矢と形容されているが、元からハープーン状だったのか、後に形を変えたのかは不明。
捕鯨船の神器も、ある部族の酋長の記憶を受け継ぐ神器らしく、二つ所持した神器が、双方完全に他人由来なのは放サモ内では初めてである。
実は「ゲートを通り東京に来た人ならざる者」という定義的に、転光生と言えるか怪しかった。
異界化した東京湾に別の世界から巻き込まれており、ゲートを通った訳でも、東京に来た訳でもない。この転光生と形容しがたい状況は、放サモ内では初めてだった。
その為、異変終了後も一人だけ東京ではなく元の世界に送還された。ただし、主人公とは縁を結び転光生になった為、召喚には応じる。
本気の頼みごとをする時は、船長命令ではなく一人の男として頼むタイプ。
2018年3月26日、キャラクエスト第一話「二万哩の航海へ」が実装された。
元ネタはハーマン・メルヴィル作の小説「白鯨」のエイハブ船長、そして旧約聖書のアハブ王。
白鯨には聖書のエピソードが多数登場し、エイハブもアハブを英語読みしたもの。
アハブ王はユダヤでは禁忌とされている偶像崇拝として、金の子牛信仰を持ち込んだため、聖書では暴君と扱われるなど非難されている。
要するに牛である理由は元ネタの元ネタが理由である。
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エイハブ船長、転光日おめでとう! もう、好き過ぎてしんどい。 2019年の関西けもケット8で出したエイハブ船長と主2のお話の一篇です。 放サモのイベント「開帆! 黄金の宝船 特殊クエストエイハブと財宝の使い道」をベースに書かれています。盛大なネタバレを含んでおりますので未プレイの方はご注意ください。4,196文字pixiv小説作品