概要
作者のゆでたまごがWEB上で展開していた「超人総選挙2013」で29位を獲得した超人を主人公にしたエピソードを描くという公約により、その29位にベンキマンが選ばれ、週刊プレイボーイ2013年43号に掲載された(「キン肉マン 読切傑作選 2011-2014」に収録)番外エピソードである『ベンキマン ~失われたインカの記憶~』に登場した際のベンキマンの仮の名前。
かつて、ベンキマンは古代インカ帝国(現・ペルー)で皇帝護衛の職についていたが、スペインから来た征服者達との闘いで記憶喪失になってしまう。その後、頭頂部のオブジェがアイスクリーム(ソフトクリーム)に似ていた事から、スペイン語でアイスクリームを意味する「helado(エラード)」に肖りエラードマンと名乗った。
以降は超人レスラーとして活動するが、ねちっこいな寝技と優しすぎる性格故に相手をギブアップに促す地味な試合しかしなかったため、派手な試合展開を望む観客からは「おまえの試合はエラードと同じで甘すぎる」と罵声を浴び、リング上にソフトクリームが投げ込まれる程の酷評を受けていた。
第21回超人オリンピックのペルー代表予選の決勝戦直前に、病床の祖父から自身の過去を伝えられ、決勝戦で対戦相手のヒガンテマンとの闘いの最中にすべての記憶を取り戻し、ヒガンテマンを必殺技「恐怖のベンキ流し」で倒し代表選手となる。
ちなみにキン肉マン77の謎ではベンキマン本人いわく元々便器ではなく「瓶」を使用していたらしいが、
最初から水洗便器姿となっている。