概要
銀河帝国軍の指揮官の一人であるオルフェウス・M・エッセルハイムが指揮する惑星エリュシオンの戦略宇宙軍である。帝国内では中~小規模の艦隊である。人員不足であり、他惑星からの兵員も募集している。近年制服が制定され数千年前に使用された学生服のデザインを流用、アレンジしたものとなっている。
惑星エリュシオンの設定
【エリュシオン人】
外見が成年に達してもガイア人の10歳~14歳程度の姿で止まり、老化しない。それ以外に外見的特長はほぼ変わらない。平均寿命は150歳、生まれつき特異な能力を持つものや魔法適応力が高いものが存在する。
【エリュシオンの宗教】
万物の女神ネティア信仰が盛んであり、エリュシオン人の8割がこのネティア教徒である。
一説によると数千年前エリュシオン人は多岐に渡る種族が存在し、種族による国家間の戦争やテロ、虐殺が耐えなかったらしい。ネティアと呼ばれる女性が奇跡を起こし惑星内の全ヒト族を現在のエリュシオン人に変えてしまったとされる。その後互いに戦争をする意味を失ったエリュシオン人は共存の道を歩み平和な時代が長く続いたとされる。
PRWGでの惑星エリュシオンの歩み
【惑星エリュシオン】
銀河帝国より少し離れたアエネイス星団に属するガイアに良く似た自然が美しい惑星。独自の魔法機械文明を構築している。膨大な量のエネルギー資源を保有しており、150年前にそれを目的とした銀河帝国に侵攻され敗北。現在は帝国エリュシオン監督府による支配を受けている。
【願いの源戦争後半~戦後】
PRWG期間中に描ききれなかったので補足。監督府長官レウケーが積年の恨みを持ち続けていた特務隊隊長トランシス女王を戦中のどさくさに紛れて襲撃したのものの失敗。後にハーデス親衛隊に捕らえられ階級剥奪、特務隊除籍の上、銀河帝国の監獄惑星に島流しにされる。
これにより、エリュシオン内の帝国監督府の影響力が著しく低下した。
戦中、クラウディア少尉がオルフェウスの生き別れの母だと言う事がレウケーの証言で発覚。
施された封印を解除し、彼女は晴れて自由の身となり息子オルフェウスと再会した。この時髪の色が青→赤に戻っている。
戦後直後にオルフェウスは帝国総督府と協力関係にあったカタリナ社のスポンサーを降り、カタリナ製兵器依存から脱却し他社兵器加工や、自国兵器生産強化を推し進めるよう方針を改めた。(カタリナ社の陰謀と第7艦隊事件の件で関係が悪化したため。)
【願いの源戦後~エリュシオン独立戦争まで】
戦後、エリュシオンは惑星ガイア戦後復興と技術支援計画に参加。シャトレー、オルフェウスらは多方面に交渉や戦後調停の会議などに出席し多忙のため不参加であった。
バーテックス・インダストリー社と協力し高エネルギー体「スフィトリウム」の技術開発支援とシルトガルド方面の戦後復興に人材と資金を提供しこれから先のよりよいガイアとの関係を模索しはじめる。
この間で惑星エリュシオン内で影響力を失いつつあった帝国総督府はより支配を固めるため、抑圧を強化。しかし結果は裏目に出るばかりでエリュシオン第一王子アポロンが提唱する「帝国脱却論」の協賛者を増やすばかりであった。
【エリュシオン独立戦争勃発】
オルフェウスら率いる宇宙軍がガイアへの派兵と駐留で惑星エリュシオンに長期不在のスキをつきアポロン率いる独立派が反旗を翻し、帝国総督府を武力で制圧した。エリュシオン内での帝国軍施設を次々攻め落としエリュシオンを占領。
アポロン派は独立を宣言しエリュシオン王と称号を改め、オルフェウス派帝国の肩を持つものたちを敗北主義者と糾弾した。
カタリナ社から密輸した大型艦艇や機動兵器を運用し、大規模艦隊転移機構を備える新造艦ソロモン級とアイギス級を奪取。これらを用いて兄による反乱が知れ渡ったばかりのオルフェウスらガイア駐留艦隊に急襲を仕掛けた。
後のエリュシオン独立戦争の幕開けである。
直後、グラシャ=ラボラス艦内ではアポロンから密命を受けたシャトレーがオルフェウスを暗殺しようとするも、未遂におわる。
シャトレーは自分がアポロンの妹であり王族の一人で政敵を排除するための刺客として男として育てられた事を自白。シャトレーはオルフェウスの命で艦内に軟禁を命じられた。
【エリュシオン独立戦争後~アフター】
第一王子率いるアポロンとの戦いは約1年間続き最終的に銀河帝国宇宙軍の協力もありアポロン達独立派は降伏。戦後帝国軍強硬派が再びエリュシオン監督府と懲罰部隊駐留基地を再建&増設させる計画を持ち上げたがオルフェウスはこれを一蹴した。以前の支配されるだけの体制からガイアのようにより良き銀河帝国との関係を築きたかったためである。
オルフェウス率いるエリュシオンに叛意の意思アリとして帝国強硬派の一部(エリュシオンの資源を搾取していた派閥)は再占領をするため宇宙軍を派遣する作戦を立案したが、エーレンベルク大将が介入しこの作戦は立ち消えている。
戦後から半年後、オルフェウスは王位を返上し国家首班の座に就任する。
彼はシャトレーことシャルロッテ・ラダマンテュスにエリュシオン王位継承権を譲り国王に据えた。
シャルロッテを王座に据えたことにより旧アポロン派もオルフェウスに同調するようになり惑星内の意思が再び統一された。
その後オルフェウス代表は銀河帝国議会にエリュシオンの「隷属惑星」扱いから「帝国連盟惑星」への格上げの件で交渉を開始。
数ヶ月の協議の上、帝国議員の6割強の賛成を得て惑星エリュシオンの格上げが正式に決定される。
可決後、帝王の勅命で連盟惑星への格上げが速やかに執行された。
かくして150年前に銀河帝国に侵略された惑星エリュシオンは以前のような隷属状態から若干の独立を維持しオルフェウスの念願である正規の銀河帝国同盟星入りを果たしたのである。
そんな彼の最近の悩みは女王の位置に納まったシャトレーことシャルロッテのことである。
女王として立ち振る舞うのは窮屈で性に会わないらしく女王命令で常にオルフェウスの副官(上司?)として付き従っている。 困った女王様である。
それから1年後、謎の勢力「M・O・B」が銀河全土に出現するのだが・・・
【所属しているキャラクター ※アフター(6年後)対応】
名前 | 階級 | 性別 | 年齢 | 主な搭乗機体 |
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オルフェウス・M・エッセルハイム | 帝国軍少将・エリュシオン惑星代表 | 男 | 28 | エリュシオン、マガツヒ・禊 |
シャトレー・M・パシパエ(シャルロッテ・ラダマンテュス) | 帝国軍上級大佐・エリュシオン女王 | 男 | 28 | マルコシアス、専用メレアグロス、TGテュポーン |
クロワドル・ド・ブリュエール | 帝国軍小将 | 男 | 40 | アイギス級絶対防衛艦、BB級改7番艦 |
エルザ・ドビュッシー(現在ブリュエール性) | 帝国軍大尉 | 女 | 32 | 専用ヴァリエルF、専用シュネーボーレン |
カレヴィ・レンフィールド | τ-Ⅱ研究機関員 | 男 | 22 | 機体未定 |
クラウディア・M・エッセルハイム | 代表の母 | 女 | 不明 | TGフォルネウス TGカリュブデス |
【帝国エリュシオン監督府】
レウケー | 特務准将兼長官(特務隊除籍、囚人) | 女 | 不明 | TGエリゴス ???? |
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【運用されている艦船】
ブロムベルク級強襲空母改(9)
アスタロット級戦艦改(3)
ヴァレホール級大型ステルス戦艦改(3)
メレアグロス強襲攻撃艇(25)
ノイエンドルフ級改防空巡洋艦(120)
ティブローン級軽巡洋艦(10)
ソロモン級超大型戦艦(2)
アイギス級大型防衛特化艦(1)
【運用されている機体】
有脚戦闘機ミラージュ2000
有脚攻撃機シュペル・エタンダールⅡ
次世代有脚戦闘機ラファール(試験運用中)
有脚爆撃機MB-52ストラトフォートレス
有脚偵察機MC-130スプーキー
ヴァリエル・フィッス
ヴァリエル・フィッスⅡ
HRS01-ELブラストドッグ
シャトレー専用ヴァリエル・フィッス
エルザ専用ヴァリエル・フィッス
エルザ専用シュネー・ボーレン試作7号機
バッカス・タイプE
アルガゾート・タイプE(設定のみ)
カトラス
マガツヒノカミ・ミソギ
ヤソマガツヒノカミ
守護機神エリュシオン
テウルギア・エリゴス
テウルギア・フォルネウス
テウルギア・カリュブデス