概要及び来歴
エバーグリーンの所属する雷神衆の初登場はBOFT編。そこではエルフマンはエバーグリーンに倒されるというあまり扱いの良い役回りではなかった。
しかし時は流れて天狼島編。S級昇格試験に挑むエルフマンだったが、姉も妹も諸事情でペアに選べず、親しい友は皆ライバル。相棒不在に頭を抱えることとなる。そんな彼に熱い視線を送っていたのが、(S級試験にフリードが参戦し、ビッグスローとペアになったため)取り残されたエバーグリーン。はぐれ者二人で何の因果か手を組むことに。
過去の諍いは水に流し、二人は協力して天狼島のサバイバルに挑む。
一次試験で試験官に選ばれたミラジェーンに対して追い詰められたエバーグリーンが「私エルフマンと付き合ってるの!!」と大嘘を言ってスキを突いて以降、エルフマンも彼女を不自然に意識していくこととなる(本人はそんなつもりはなかったが、攻撃から庇い崖から落ちる時も抱きしめる、戦闘中にエバと呼ぶなど)。
エバーグリーンの方も途中からは信頼を寄せ、特別に(本来はラクサスと雷神衆だけ)エバと呼ぶことを認めるように。
そして悪魔の心臓の幹部、ラスティローズとの戦闘に敗北する際に、エバーグリーンは涙を流しながら自分の不甲斐なさ、試験の相方に選んでくれた事に報いれなかった事を謝罪する。だがそれに対してエルフマンが返したのは、優しい笑みと感謝だった。
「バカヤロウ…オマエがいたから…ここまでこれたんじゃねぇか…」
「ありがとう エバ…」
これ以降はエバーグリーンも本格的にエルフマンを意識しだし、いつしかその絆は友情を超えたものになっていた。
第2部では更に絡みが増えており、もう男女間の友情とかいう生易しい領域にいるのかどうかも怪しい。こっそりとプールで誰にも言わずにデートをしているほか、アニメ版では遅々として進まないグレイとの仲をジュビアに相談されたエバが、即座にエルフマンとの新婚生活を妄想していた。
う~ん、この展開の速さ。漢だね!!
余談だが他の雷神衆は互いの関係に気づいた上で揶揄いながらも応援しており、ルーシィも最終回で言及していることなどから周囲からもカップル認識らしい。