概要
漫画『FAIRYTAIL』に登場するガジル・レッドフォックス×レビィ・マクガーデンのカップリングタグ。
最初の接点は、当時「幽鬼の支配者」に所属していたガジルがレビィ率いるチーム「シャドウ・ギア」を痛めつけた後、木に磔にして晒し者にするという、非道極まりないものだった。
その後「幽鬼の支配者」解散により「妖精の尻尾」に拾われることになったガジルは、以前の件で恨みを持つ「妖精の尻尾」のメンバーから報復を受けるも、レビィは彼を許していたのかそれに加わらなかった。
収穫祭におけるラクサスの下克上「バトル・オブ・フェアリーテイル」から2人の絡みが増えるようになり、天狼島編ではS級試験を受けることになったレビィのパートナーにガジル自ら名乗りを上げるなど、関係性がより濃くなっていく。
そして「冥府の門」編にて、トラフザーを相手に水中戦を強いられたガジルが空気不足でダウン寸前だった際、駆けつけたレビィが口移しで空気を分け与えるというエピソードが描かれる。レビィ自身にとっては咄嗟の判断であったが、直後に「自分の魔法で空気を出すことができる」ことをガジルに指摘され、恥ずかしさのあまり赤面していた。
「妖精の尻尾」解散後は、パンサー・リリーと共に2人と1匹で評議院に所属し、再結成までの1年間行動を共にしていた。
さらに温泉に入浴中、アクシデントからガジルがレビィの上に倒れこみ顔が胸に当たってしまうというラッキースケベイベントまで発生するなど、他のCPに比べ本編での描写が多く見られるようになっている。
アルバレス編では、戦線にて怖気づくレビィをガジルが鉄柱で包囲し、「逮捕だ、ギルドの牢屋にぶち込んでやる」と告げているが、これは「必ず無事にギルドに帰るぞ」という意味である。
なお、アニメオリジナルではガジルがレビィに好意をもっていることを思わせる描写が多々ある。原作以上にイチャイチャしている。
そして本編最終話。パーティーの最中レビィがガジルにあることを耳打ちして互いに顔を赤らめているが、ルーシィとウェンディも偶然その内容を聞いてしまい、やはり赤面していた。
詳細が明かされないままエンディングを迎えたが、本編のその先を描いた『100年クエスト』でのレビィの仕草から、何を指しているのかは一目瞭然である。
余談
レビィ役の伊瀬茉莉也はアニメ版第2シリーズ放送中に約1ヶ月ほど休業していた(その際の代役は葉山いくみ)が、その理由は産休だった。のちに無事に一児の母となってレビィ役に復帰している。
果たして『100年クエスト』連載中にガジレビの子供を拝める日は訪れるのだろうか?今後も目が離せないカップリングである。