※本編では、340話までは一切関わりはなかった。
しかし、
・光と闇という両極端な性質の二人。
・優しいゼレフと、子供のように無邪気なメイビス。
・絶対お似合い。
等の理由からカップリングとしてイラストが
投稿されている、もしかしたらありえるかもしれないカプ。
今後の展開に期待していた読者が多かったが、その甲斐あってか、340話でついに対面を果たした。
その際、七年前に何らかの因縁があったことを両者共に仄めかしている。
また竜王祭終了後の会話でなんらかの関係があったことが窺える。
が、思った以上だった。
まさかの公式である。
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妖精と醜い妖精(スプリガン)
ここから先は「FAIRYTAIL」の重大なネタバレになりますので、読む際は自己責任でお願いします。
ある日、FAIRYTAIL創設の少し前に二人は出会った。ゼレフは呪いに苦しんでいたものの、メイビスは彼を慕い、いくつもの魔法を彼から教わった。そしてメイビスは教わった魔法の中の未完成の黒魔法『ロウ』を使用して当時の闇ギルドに支配されていたマグノリアを救った。(恐らくこれの完成形が『妖精の法律』である)
それから領主同士の戦争があり初代FAIRYTAILも参加して勝利を収める。その6年後にメイビスはゼレフと再会した。(この時に彼の名がゼレフであると知る)
しかしその時にメイビスは自分が不老不死になってしまっている。更にはアンクセラムの呪いにかかってしまった事を知ってしまう
自分の周りでは人は死んでいないと反論するメイビスだが、それは上記にある戦争の影響で命の倫理観が鈍り、本当の命の尊さを知らないからだとゼレフは推測した。その事実を受け止めきれずにメイビスはゼレフから逃げるようにその場を立ち去った。
時を同じくしてギルドにてマカロフの母にあたるリタがマカロフを無事に出産。立ち会ったメイビスは名付け親になる。しかしリタの手をとった瞬間、彼女は息を引き取ってしまった。メイビスの呪いが発動してしまったのである。それから一年後に再びゼレフとメイビスは再会する。死を望むメイビスに不可能だとゼレフは告げ、自身の近況を話した。その中でメイビスはゼレフの思考が矛盾して、それに苦しんでいる事を知る。
『世界に拒まれる彼を自分は拒まない』『共に呪いを解く方法を探そう』『二人一緒に』とメイビスはゼレフを抱きしめた。
ゼレフもメイビスのその心に突き動かされた。
しかしゼレフの呪いは、不老不死であるはずのメイビスの命を奪ってしまった
ゼレフはメイビスの亡骸をギルドに返して、メイビスが妖精なら自身は醜い妖精(スプリガン)だと言い残し、再び西の大陸に渡った。
二人の妖精の終末
ナツに敗北したゼレフは再びメイビスと対峙する。メイビスはかつて彼が自身にしたように愛する事で彼の命を奪う事を決断していた。死んで欲しいけど死んで欲しくない。憎いけど憎めない。そんな矛盾する思考の末に、メイビスはついにゼレフの呪われた運命に終止符を打った。
今度こそ二人で一緒に……
時が進み終戦後のルーシィのパーティにメイビスそっくりの少女ミオとゼレフそっくりな青年アリオスが出会うのだが、それはまた別の話……