エルロード王国
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えるろーどおうこく
エルロード王国とは、ライトノベル及びテレビアニメ『この素晴らしい世界に祝福を!』に登場する架空の国家である。
カズマ達の住むベルゼルグ王国の隣国。初代国王がギャンブルで当てた財産から成り立った国らしく、カジノがある事でも有名である。
資金繰りには強い反面兵が弱く、軍事力という観点から見れば脆弱な国であるため、自分達とは逆に武闘派ではあるが商売に疎いベルゼルグとは、持ちつ持たれつの友好的な関係を築いてきた。
しかし実際は、初代国王が当てた財産をカジノ狂いの王族や貴族が食い潰し散財してきたのが原因で、とてつもない財政赤字と膨らんだ借金を抱えており、国は破綻寸前にまで追い込まれていた。
魔王軍からのスパイとして潜り込んだラグクラフトが、いつしか己の立場も忘れて馬車馬の如く働いた事で、現在は何とか持ち直してはいる。
裏ではそのラグクラフトの暗躍により『ベルゼルグへの支援を行わない限り、魔王軍はエルロードに手出ししない』という不可侵条約が結ばれていたが、アイリスの言葉に胸を打たれたレヴィが条約の破棄を決意した事と、正体を現したラグクラフトをアイリスが倒した事で、ベルゼルグとエルロードは再び友好関係へと戻れた。
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