エレナ(ジュエルペット)
えれな
婦人的な口調で話すが、ロイヤルパレスに進級してきたももなたち下級候補生を焦らす発言が多い。正義感が強く、ジュエルランドを改革する必要があると使命感を抱いているが、他人の弱さの嫌悪を示し、自分ひとりで成し遂ようとする。
ジュエルパレスで異変が起きていることに気付き、カイエンと共にももな達の応援に駆け付ける。この時は仮面と付けており、ももな達は本人が「仮面のレディ」だとは気付いていなかった。ももなとロメオは初対面の時は彼女に腰が低いように敬語を使っていたが、後に敬語抜きで話すようになる。特にプリンスの中ではロメオに興味を示しており、当初は課題の際に面白半分に困らせ弄んでいたが、そうしているうちに互いに好感を持ち合い、やがて彼とは深い愛情が生まれる。かつてレディ・ダイアナはルーアの元パートナーであることをももなに教える。43話ではももなたちの危機を救うために「ファイナルワンドの暴走を止めようとしていた。」
ジュエルランドを荒らし回っているジョッカーの正体を知っている素振りも見せていたが、実際は知らず、ジョッカーの正体がレディ・レクターだと知ったとき、それをすぐに受け入れられなかった。
以下、レディジュエルペット48話「奪われたレディ」ネタバレ注意!!
レディレクターが消滅した後、ジュエルランドでの事件を自分一人の手で事態を収めようとしたが、いつの間にか自分がビーストに取り込まれてしまっていた。
おそらく、自分1人ですべてを成し遂げようとしたことが傲慢であり、そこにある心の隙間にビーストが入り込んでいたのであろう。
エレナは弱いものいじめを止めていたときにローサと出会い、レディ・ジュエル候補生になることを受け入れるが、ジュエルランドには改革が必要だと主張、自分一人でやるということにはローサも周囲から孤立しかねない危うさを感じていた。
エレナはレディレクターと同じように自分をビーストもろとも消滅しょうとルビーからファイナルワンドを自身に託すように要求する。けど、ルビーはそれを断った。するとエレナは、怖い表情でファイナルワンドパスするルビー、ルーア、サフィー、ガーネットに襲いかかる。最後はルーアがファイナルワンドを受け取り、彼女を追いかけて見つける。しかし見つけたのは体を黒く染めたルビーであった。エレナはルビーに自身の中にビーストがいることを伝え、ファイナルワンドを渡すことを要求するが間に合わず、ビーストが動き出してしまう。また、このビーストによってルーアは攻撃を受け、昏眠状態になる。
ミウラのジュエルパッドにあるリリアンの残存によるジュエルアローを射たれるが、ビーストが消えず、苦しむ。だが、ロメオの決死の説得によってビーストから解放され、ビーストはアローによって消滅する。(しかし、その代償にローサを失う。)エレナは自分ひとりでやることについて改心し、昏眠状態になったが、ももなのファイナルワンドにより回復する。そして、52話でプチレディの教官に選ばれた。