オオセ(魚)
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おおせ
オオセとは、軟骨魚綱テンジクザメ目オオセ科に分類されるサメの一種。
軟骨魚綱・テンジクザメ目・オオセ科・オオセ属に分類されるサメの一種、またはオオセ科に属する種の総称。
漢字で書くと「大瀬」。
オオセの学名はOrectolobidus japonicus、英名はJapanese wobbegong。
オオセ科の学名はOrectolobidae。
キリノトブカ、ヤモリ、カメザメ、マムシワニ…等日本国内の地方名も多い。
全長1mになる。体は肥大し、前方は縦扁して幅が広い。吻は短く幅広い。口の周りに多数の皮質突起がある。体色は褐色で、10条またはそれ以上の暗色横帯がある。胎生。
底生魚で、日本では能登半島以南の日本海側、房総半島以南から八重山諸島、国外では朝鮮半島等の日本海、黄海沿岸部、台湾からタイランド湾東部海域まで。
世界のサメを網羅するEbert他著『SHARKS OF RHE WORLD A Compleat Guide』によるとフィリピンでの生息は可能性があるとされている。
食用となる。
夜行性で魚類や甲殻類を捕食する。カスザメ類のような待ち伏せ型の捕食者とされている。
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