ナヌカザメ

なぬかざめ

ナヌカザメとは、メジロザメ目トラザメ科ナヌカザメ属に属するサメの一種。

概要

体長1～1.2m。

食べ物はエビやカニと言った甲殻類等。

北海道南部以南、東シナ海/カリフォルニアからチリに至る東太平洋の温暖海域に生息。

全長1m程のサメで、浅海から水深450m程の深海までの広い範囲に生息している。眼は細長く、眼の下側には未発達の瞼があり、体には幅広い横縞と斑点がある。天敵に襲われると、フグのように水や空気を飲み込んで腹部を膨らませることが出来る。卵生。

生命力が強く、そこから「陸上でも7日間は生きられる」と言い名前がついた。

当たり前だが流石に七日間も陸上に出してると死ぬ。

身は食用にもなり、臭みが少なく柔らかいのが特徴。

主な調理方法は膾(なます)や湯引き、フライといったもの。

卵は曲線を描いたハープのような形状で、ぱっと見はプラスチックのようにも見え、まるで工芸品のような美しさから「人魚の財布」とも呼ばれている。

また、両端にはリボン状の糸があり、これを海藻に巻き付けて固定する。

ナヌカザメの仲間

• ナヌカザメ(メイン画像)
• アメリカナヌカザメ
• サラワクナヌカザメ
• ホシナヌカザメ
• ニュージーランドナヌカザメ

等

関連タグ

魚類 軟骨魚類　鮫

メジロザメ目　トラザメ科