概要
『逆転裁判6』に登場するキャラ。
司祭マルメル・アータムの弟子であり、彼と彼の妻サーラ・アータムと共に暮らしている。
司祭の弟子になる前の記憶はないらしいが、信心深い性格で周りの住民からも好かれていた好青年。
3話の途中で司祭の死と同じ頃に首筋を刃物で刺されて殺害されたらしく、司祭殺害の罪で逮捕された綾里真宵が連続殺人犯として裁判にかけられてしまう。
ネタバレ注意
実は記憶喪失は真っ赤なウソで、その正体はインガ・カルクール・クライン直属の秘密警察の一員である。
また、本当の名前はフォン・ミョウというらしい。
……そのまんまである。
司祭の家に潜り込んだ理由は、司祭が革命軍の一員であることを調べるためであり、彼が祭壇の裏に作った革命軍の倉庫も既に嗅ぎ付けていた。
司祭の死の前日に倉庫を調べようと潜入したが、そこにサーラがいたため驚きつつも彼女を口封じしようとしたが、彼女が倉庫内の石板を彼に向かって押し倒し、その重さでのけ反ったときに後ろにあったイクサドリの彫像の鋭利な刃が首筋に刺さってしまったことで死亡した。
その事を知った司祭は妻を守るために、雪で遺体を冷やして死亡時刻の改竄を行って真宵に罪を着せることになってしまった。
彼の死の真実と本性が明らかになったことで、裁判の傍聴者からは驚きの声が上がり始め、国への不信感が根付き始めたのであった。