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オストヴィント

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おすとゔぃんと

「オストヴィント(独:Ostwind)」とは、第二次世界大戦中、ドイツ軍がIV号戦車をベースに開発した対空戦車である。

解説

オストヴィント(=東風)」は、IV号戦車に高射砲塔を搭載した対空戦車である。威力不足だったヴィルベルヴィントの代替車両として開発された。最終的には3cm2連装対空機関砲を装備した「クーゲルブリッツ」と替えられる予定であったが、結局クーゲルブリッツは2両しか完成しなかった。

武装はメーベルワーゲンと同じ3.7cm対空機関砲を装備し、オープントップの六角形の砲塔が、標準型砲塔に変わってIV号戦車の車体に搭載されている。

3.7cm機関砲は1門のみの搭載だったが、発射速度に問題を感じたのか、同じ3.7cm機関砲を縦並びに2門搭載したオストヴィントIIも開発された。しかしこれは試作のみに終わり、量産はされなかった。なお牽引型の3.7cm機関砲においては縦並び2門としたものが成功を収めている。

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