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概要編集

1943年6月初旬のある日、マートル・ワレンをメガネのことでからかい、あの日マートルが三階の女子トイレにこもる理由をつくった女子生徒。


マートルがしばらく姿をみせていないことに気づいた当時の校長は、直前に彼女とトラブルを起こしていたオリーブに探しにいくよう命じた。


オリーブはマートルが三階の女子トイレに泣きにいくことを知っていた。トイレに入ったオリーブはからかいを口にしながら、マートルを呼び、そしてその亡骸を発見した。


恐慌するオリーブを見ながら、マートルのゴーストは笑っていた。彼女はオリーブへの恨みをはらすためにゴーストになっていた。


マートルはオリーブにとりつき、彼女の死を何度も何度オリーブに思い出させた。兄の結婚式が台無しにされたあと、オリーブは魔法省をたずね、ゴーストをその死に場所に縛り付けてもらった。


ただし、この処置が完璧だったのかは疑わしい。


オリーブは死ぬまで自分のことをわすれなかった。それを確認した(And then she saw my body... ooooh, she didn't forget it until her dying day, I made sure of that...)」とマートルは発言している。

余談編集

寮は不明であるが、二次創作においてはマートルと同じレイブンクロー、あるいはいじめっ子というイメージからスリザリンとして描かれることが多い。


オリーブとギンバイカ(Myrtle)はともに地中海原産の常緑樹で、同じような黒い実をむすぶ。

どちらも古代ギリシャの時代には女神の聖樹として礼賛され、その冠はおなじ意味(平和・勝利・繁栄)を持った。後世、オリーブは主に平和を象徴するようになり、ギンバイカは愛、ひいては幸福な結婚を象徴するようになった。

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