「某の名は、北帝オーベール・コルベット! 推して……参らぬ! 去らばだ!」
概要
北神流の頂点に君臨すると自称する奇抜派北神三剣士の1人。北神に次ぐ「北帝」の称号の持ち主で奇抜派最強の実力者。
派手な装いに地味な技から「孔雀剣」の異名を持つ、北神流を体言するかのような奇抜な剣士。
普段はアスラ王国で弟子の勧誘をしているが、剣神ガル・ファリオンからの頼みでエリスに北神流を教えるために剣の聖地に赴く。
容姿
開いた髪型に頬に孔雀の刺青を入れ、虹色の上着に膝までの下履きの奇抜な格好をしている。
人物像
一人称は「某」で、奇抜な格好に反して礼儀正しく気のいい性格。コラボ小説では六面世界に迷い込んだ菜月昴を助け、助太刀の頼みにも快く応じている。
不意打ちなどが得意なので卑怯とも言われるが、北神二世によると「根は素直」らしく無抵抗な相手を傷つけるのに躊躇したり、弟子の前では卑怯な手を自粛して剣士としてふるまうなどしている。
戦闘能力
地形や各種の道具などを利用した忍者のような奇襲を得意とし、派手な見た目に反して隠れるとまったく見えなくなる。
単純な戦闘能力ではルイジェルドと互角の強さだが、多人数相手の戦いが得意でルーデウス、エリス、ギレーヌの3人を同時に相手にして互角に戦うこともできる(ただし作者によるとこれは剣神流のような猪突猛進な相手と相性がいいのと、エリスに剣を教えていたので、剣筋を見切っていたのも大きいらしい)。北神アレクサンダーも嫌ってはいるが実力は認めている。
また不利な状況になれば即座に撤退する判断力を持ち、その手際は龍神オルステッドすら「逃げに入ったオーベールを仕留められるはずもない」と評す。
使用技
- 朧十文字
北神流奇抜派の奥義。両手の2本の剣を振り下ろし、相手が防御したところを腰の剣を倒れこみながら抜刀し横一線で斬りつける。
- 落涙弾
香辛料を混ぜた粉を詰めた袋を敵に投げつける。粉を浴びると涙とくしゃみが止まらなくなる。
- 赤墨
踏むと接着剤をまき散らす赤い玉で敵の足を止める。