概要
CV:真殿光昭
ソリア学園の生徒。14歳。
クールな二枚目ではあるものの、無愛想で口数の少ない朴訥とした性格で、その少ない会話ですら冷淡で突き放したような語り口が多いため、周りには冷たい印象を与える。
過去を誰にも語ろうとせず、学園のクラスメートの誰とも親しもうとしない。そのため、学園でも今回のサバイバル生活の中でも単独行動を取る事が多い。
お喋りで身勝手なハワードとは馬が合わず、ハワードの言動に皮肉交じりの挑発をする事もあった。
学園では成績優秀であると共に運動神経も抜群で、エアバスケなどのスポーツにも長けている。
また、護身術や格闘術などの戦闘術も得意であり、手先も器用で様々な道具を作製するなど、卓越した生存能力の持ち主。そのためなにかと皆に頼りにされ、危機の際も大柄で力持ちのベルと共に進んで皆の盾になる。
アストロノーツ(宇宙飛行士)養成学校の生徒だった過去があり、常に優秀な成績を残していた。彼がスポーツや戦闘術に長けていたのも養成学校の訓練によるものである。
しかし、同じ養成学校の生徒でありライバルであるルイにはいつも届かず、実質ナンバー2であった。そのルイへの対抗意識からルイと宇宙での共同実習中に独断専行した結果事故を起こし、ルイを死なせてしまう。
それが原因で養成学校内で「自分が一番になるためにわざと見殺しにしたのでは」と疎まれるようになり、彼は養成学校を自ら去る事になった。
ルイを救えなかったことがトラウマとなり、その後も自らを責め続けていた。またルイが最後に言った言葉を聞き取れず、現在までそれを悔やんでいる。
サバイバル生活を送るなかでルナに自身の過去を打ち明け、それを聞いた彼女の言葉でトラウマを克服する。その後好意を抱くようになったためか、ベルがルナに告白したことを聞いたときには魚を刺した串をつい折ってしまうなど、僅かながら動揺した様子を見せた。