概要
CV:安藤麻吹
ソリア学園の生徒会長。14歳。
フルネームはメノリ・ヴィスコンティ(フルネームが判明しているのはメンバーの中で彼女のみ)。
名家の出で、父親は宇宙連邦議員。
性格は真面目で、厳格な家庭に生まれ育ったためか自他に厳しく何より規律を重んじる。
主に男性口調で話す。
当初は状況把握や生活方針に関して適切な案を考え、生徒会長として実質的なリーダーの役割を担っていたが、あくまで高圧的に規律やルールを遵守させるメノリの方針は仲間たちの反感を買う事も多く、そういった意味での統率力ではルナに劣る。また、ルナがリーダーになってしばらくはルナの方針にしばしば反発する姿を見せていた。
過去に最愛の母を亡くした事と名家の一員として育て上げるための父の行過ぎた教育の影響のためか、当初は仲間にも心を閉ざしがちであったが、サバイバル生活で大きく成長していく。高圧的な態度は徐々に軟化し、冷静さを失わず、時には強い意志を持って率先して仲間を引っ張る行動をとるようになっていった。
普段は生真面目な言動に終始しているが、時折滑稽な表情や仕草を見せる事がある。
気難しい性格であることを自覚しており、子どもを苦手としているためアダムと共に生活を始めた時はどう接するべきか悩んでいたが、不器用ながらも自らアダムに歩み寄り、後には懐かれるようになった。
彼が最初に名前を覚えた人物でもある。
ヴァイオリンを習っており、宝物にしている。幼少から習っているので腕はプロ並。修学旅行の際にも持ち歩いており、避難シャトルに乗り込む際にもそのまま持ち込んだため、サバイバル生活においてもヴァイオリンを常に所持している。たまに気分転換に曲を弾く場面も見られる。
移動する時は常に携帯し、誰にも触られないようにするほど大切にしているため、ヴァイオリンを大事にしている事を知ったハワードから悪戯を受ける事もあった。
実は彼女のヴァイオリンは母の形見でもある。
惑星脱出前、アダムに自身のヴァイオリンを平和と交流のシンボルとして譲る。
惑星から帰還した数年後は、宇宙連邦議員の父の秘書となり、口紅の似合う妙齢の美人へと成長。
ちなみに13歳の頃に初恋の経験があった事がドラマCDなどで語られている。