カスピエル

かすぴえる

『偽エノク書』に記載される天使。若しくは悪魔。

曖昧さ回避

1. 聖書外典『偽エノク書』に記載される天使。→本項で解説。
2. カフシエルの別名。
3. メギド72の登場キャラクター。→カスピエル(メギド72)

概要

悪魔学では天使、あるいは悪魔(堕天使)に分類される、聖書外典『偽エノク書』に記載される天使。

その名は“神に閉じ込められた者”を意味するとされ、月を司る天使であるといわれており、一説によれば悪魔アザゼル率いる“エグレゴロイ”の一員ともされている。

また、『天使魔術論』に記述によるとソロモン王の使役した善霊・悪霊の1つであり、“南方を支配する偉大なる皇帝”であるといわれ、200人の大公爵と400人の小公爵を従えているという。

尚、作家のローズマリ・エレン・グィリー氏のよると、ソロモン王に率いられる“ソロモンの精霊”と呼ばれる31人の内の1人であるとされている。

関連タグ

天使　悪魔/堕天使