概要
格闘技大会「デッドオアアライブ」主催者でもあるDOATECにより生み出された。忍者カスミの遺伝子を用いた超人創造プロジェクトは「α計画」と呼ばれ、クローンたちは「カスミα」と呼ばれている。
シリーズを通して、少なくとも3人は造られている。「α計画」等を実行するDOATEC二代目総帥ビクトール・ドノヴァンにとっては実験材料や兵器に過ぎず、道具として使い捨てられている。
カスミαたち
DOA2のカスミα
『デッドオアアライブ2』におけるキャラ限定の中ボス(CPU限定)。かすみのストーリーモードにおいてオリジナル本人同様「KASUMI」名義で登場する。
リメイク版『デッドオアアライブ2 アルティメット』よりカスミα表記となった。
小豆色を基調とした(各種フィクション作品における)スタンダードな忍者衣装に近い服を着ている。
純真で子供っぽいところがあり、ビクトール・ドノヴァンを「パパ」と慕う。
オリジナルのかすみの兄であるハヤテのことを「兄さん」と呼ぶが、あくまで裏で暗躍するDOATEC側のエージェント的存在であり、オリジナルとの仲は険悪。操られていたあやねと共にハヤテを襲撃したりした。
『デッドオアアライブ ディメンションズ』でプレイアブル化され『デッドオアアライブ4』で削除されたかすみ(オリジナル)の技が実装されている。『ディメンションズ』時には『2』でのコスチュームが一部アレンジされ、『デッドオアアライブ5』においてPHASE-4の変更可能コスチュームの一つとして導入された。
その後、自分自身がオリジナルのかすみである、という思い込みに囚われ、『デッドオアアライブ5』においてはオリジナル本人の戦いを自分自身の経験と認識するほどになった。
『5』においてはオリジナルのかすみの服「瑠璃光(あるいはこれと同デザインの服)」を着用しており、ドノヴァン側も彼女の自己認識の混乱を把握した上で利用するよう立ち回っている事が窺える。
DOA5のα
DOA5にも登場するDOA2初出のカスミαとは別存在で「新型」にあたる。同作ストーリーモードの「真・かすみの章」のラスボスをつとめる。忍たちの戦闘データを収集させるための当て馬として差し向けられたα。相対した相手の技と姿を盗む能力を持ち、ハヤブサ、あやね、ハヤテと戦う事でその技と姿を体得していく。最終決戦時にはオリジナルのかすみを加え合計四つの姿を切り替えながら戦うようになる。
PHASE-4
「カスミαフェーズ4」のコードネームを持つ。「フェーズ4」とは「α計画」における量産段階を指す言葉であり、彼女はそのプロトタイプにあたる。
詳細はPHASE-4の記事を参照のこと。
その他
Alpha-152
「α-152」とも表記する(ソース)。
エレナ曰く「かすみのハイパークローン」。その姿は全身から光と靄を放つ、半透明になったカスミ、といったところ。
名前に「アルファ」の語を含むクローンだが、「人工生命体」とも表記され、オリジナルと同一の姿をした「カスミα」の一人にあたるかどうかは不明。
関連タグ
クローン京:格ゲー主人公のクローンつながり
クローンアサギ:忍者タイトルでのくノ一主人公のクローンつながり