バルバロッサの意地を見なさい!
概要
ゲーム「魔法使いと黒猫のウィズ」に登場するキャラクター。
CV:高橋李依
カナメ・バルバロッサは、魔法使いと黒猫のウィズがサービス開始した2013年3月よりクリスタルガチャに登場している古参の精霊である。魔界の王家の1つであるバルバロッサ家の姫。 王冠と手に持つアンブレラ、ボーダー柄のニーソックスが特徴的。
初登場から3年以上経過した2016年5月、ストーリーイベント「聖サタニック女学院」でメインキャラクターの1人として登場。最上級生として後輩を支援した。
なお、魔法使いと黒猫のウィズにはマクロスΔ(デルタ)のカナメ・バッカニアが描かれたカードも存在する。カナメ・バッカニアのカードについては「もう1人のカナメ」の項に詳細を記載する。
プロフィール
初登場時
初期からいる精霊。能力はアンサースキルが分散攻撃、スペシャルスキルが解答選択肢を2つ削る「神の閃き」。どちらかというと扱いにくい部類だが、数多くいる最終BやAの精霊に比べると、一段上の実力であった。
SS進化
2014年5月に、一旦クリスタルガチャから姿を消す。その4か月後の9月に再登場し、SSレアの「虹色の魔界姫 カナメ・バルバロッサ」に進化。その際、アンサースキルが全体回復に変化する。分散攻撃だった進化前に比べて、格段に使いやすくなった。スペシャルスキルも見破りになり、こちらは順当進化。水属性の回復&見破りの組み合わせはティファ・テーナと同じであり、以後は能力面でのライバルとなる。
教えてバロンさん
2015年2月に、黒ウィズ公式Twitterにて「教えてバロンさん」という企画が開催される。この企画では、ウィズッター(Twitterを使う黒ウィズプレイヤーのこと)から投稿された質問に対して、ギルドマスターのバロン・ライオネルが回答するという名目であった。
この企画に、カナメさんを愛することで有名なブロガーの投稿が採用される。内容は、カナメさんとイザーク・セラフィムの魔界は同じ場所なのか、他のキャラとの関係はあるのかといったものである。バロンの回答は、「恐らくは最も名の知れたイザークよりも前あるいは後の魔界王の姫なのだろう。」といった、漠然とした内容であった。
聖サタニック女学院イベント
2016年5月に開催された新イベント「聖サタニック女学院」の登場人物として、ルルベルおよびクルス・ドラクとともに既存キャラから選ばれる。これまでのイベント(双翼のロストエデンおよび謹賀新年2016)で、イザークとクルスが同じ時代の人物であるということが推定されるため、イザークとカナメの時代も同じということになった。
聖サタニック女学院におけるカナメは、イーディス・キルティとともに最上級生として登場。当イベントでは常にイーディスとともに行動しており、新理事長となったクルスとも親しい様子が見られた。
ノーマルモードのカナメは、女学院にニンゲンが召喚されたと聞き、イーディスとともに下級生の前に現れる。そしてニンゲンの黒猫の魔法使いを見て、初めて見たと感嘆の声を上げていた。その後、生徒会長のアリーサ・ベルゴンに黒猫の魔法使いたちが没収されようとしたとき、アリーサをけん制することで下級生を援護した。
昼休みには購買にダッシュするが、汗ひとつかかない。廊下の番人であるドボス・ズレツキーには、アンブレラで応戦。その後はイーディスと2人、校庭のど真ん中で、一見優雅な憂いの午後を過ごしていた。
諦めないアリーサは、下級生に聖サタニック女学院に伝わる決闘方法のひとつである「黒薔薇のディシプリン」を仕掛ける。事情を知らない下級生とクルスに、カナメは「黒薔薇のディシプリン」について説明。自分とイーディスは「黒薔薇のディシプリン」においてふたりとも無事で生還した唯一の組であると語った。そして決闘の場へ向かう邪神ルルベルたちに同行。そこでは、アリーサ、イーディス、クルスとボケ役が多い状況で、カナメは主にストーリーを前に進めるツッコミ役として活躍していた。
ハードモードについては、後日記載予定。
大魔道杯 in 聖サタニック女学院
聖サタニック女学院名物イベント「週末アポカリプス」に黒猫の魔法使いが参加したという設定。ルルベル、クルス、カナメの3チームに分かれての戦いで、カナメは1チームの代表となった。オープニングとエンディングでは、本編に引き続きツッコミとして欠かせない役どころを演じた。
黒ウィズGP2016 王侯会議編
バルバロッサ家の名代として、学校帰りの制服姿で登場。一族トップの代理ではあるが、クィントゥス・ジルヴァとアルドベリク・ゴドーの殴り合いで殺伐とした雰囲気となった場で、王候会議は話し合いのためにあるという冷静な意見を出していた。
なお、王候会議にはイザーク・セラフィムも出席しており、教えてバロンさんの「イザークよりも前あるいは後の魔界王の姫なのだろう」説は完全に否定された。
真夏のグレート・クイズ・ウォー(GQW)
カードに描かれた精霊として登場。詳細は後日記載予定。
ステータス
通常版
- 最終進化: L 七彩光の魔姫 カナメ・バルバロッサ
- 属性: 水/火
- 種族: 魔族
- アンサースキル:イリデッセント・シャワー
火・水属性の味方を回復、HP50%以下ならさらに回復
- スペシャルスキル:七色のカガヤキ
(ノーマル)<解答削り>解答選択肢を2つ削り、HP80%以下なら解答を見破る(必要正解数: 4)
(レジェンドモード)<解答削り>解答を見破る(必要正解数: 6)
聖サタニック女学院版
- 最終進化: L 虹色の縦横家 カナメ・バルバロッサ
- 属性: 雷/水
- 種族: 魔族
- アンサースキル:バルバロッサのゲーム
5チェインで雷属性の味方を回復し、攻撃力もアップ、複属性が水属性だとさらに攻撃力アップ
- スペシャルスキル:千変万化のアーティフィス
(ノーマル)<チェインガード>5ターン溜めた後、15ターンの間、チェインを保護する
(レジェンドモード)<AS発動時間延長>2ターン溜めた後、15ターンの間、アンサースキル発動時間を15秒延長する
この聖サタニック女学院版は実装当時性能面で酷評を受けたが、その後再進化。現在ではヒーラーとして高い評価を得ている。
進化後
- アンサースキル:バルバロッサのゲーム
水・雷属性の味方全体のHPを回復(効果値:10)し、攻撃力をアップ(効果値:30)、複属性を持つ精霊はさらに攻撃力アップ(効果値:30)
- スペシャルスキル:千変万化のアーティフィス
(ノーマル)<チェインガード>2ターン溜めた後、50ターンの間、チェインを保護し、味方全体を完全回復
(レジェンドモード)<解答時間停止>3ターンの間、解答時間を停止
- EX-AS:
(条件)「クイズに正解する」を1回達成
(効果)<ガード・ダメージブロック>
1ターンの間、全属性のダメージを15%軽減し、味方全体の2000以下の全属性ダメージを無効化
聖サタニック女学院版は、潜在能力にチェイン保護とアンサースキル延長(10秒)を持つ。デッキに入れるだけでも安定感が増す精霊になっている。
通常版は、HP80%以下なら4ターン周期で見破りが発動できるように。初心者には有用な精霊となった。
もう1人のカナメ
マクロスΔ(デルタ)の放送がスタートする直前の2016年3月末より、魔法使いと黒猫のウィズではマクロスコラボイベント「マクロス~星を繋ぐ精霊~」が開催された。本イベントはマクロスF(フロンティア)中心のイベントではあったが、ログインプレゼントとしてカード「戦術音楽ユニット ワルキューレ」が配布された。そのため、ワルキューレのリーダーであるカナメ・バッカニアが、後列の向かって左に描かれている。
なお、放送開始前のコラボであったため、イベントではマクロスΔのストーリーについては全く語られず、 ワルキューレのメンバーであるフレイア・ヴィオンと美雲・ギンヌメールが外伝に少しだけ登場するのみとなっている。そのため、カードに描かれている人物がカナメという名前であることを知らない黒ウィズプレイヤーは多いと思われる。