概要
フィリピンの伝承に伝わる女性の幽霊で、その姿は白いロングドレスやローブを身に纏い、真っ黒な長い髪で、顔を覆っている姿で表されることが多い。
カペサローサは生前に男性に裏切られて自殺した女性や、男性に殺害されるといった女性が、やり残した事を抱えながら、現世を彷徨っている、“休む事のない魂”であるといわれている。
様は非業の死を遂げた理由に男性が関わっている女性の幽霊がその正体で、その性質上、その大半が地縛霊であり、執着している場所に出没するが、特段、大きな害はなく、突然、姿を現して人を驚かせるものが多いが、それも数秒の出来事で、やがて幻の様に消え去ってしまうとう。
ちなみに、フィリピンの都市伝説で語られるホワイト・レディもカペサローサの仲間であるといわれている。