概要
CV:本多知恵子
『獣神ライガー』の登場キャラクター。第27話で大牙剣の夢に現れた謎の少女。肩までの金髪ショートボブで色白の顔をしていて、白いワンピースに帽子をかぶり、神秘的な雰囲気を漂わせている。
夢だと思われていたが、現実でも剣やダンゴやゆいたちの前に現れ、剣をどこかへ連れて行こうとする。剣がカミヨと共に行くのを拒むと、カミヨは「戦ったら死ぬ」と予言めいた言葉と共に折り鶴を残して去っていった。
その直後にドルガが出現。カミヨの警告のとおり、ライガーはパワーアップしたドルガに歯が立たず、窮地に陥る。ライガーがドルガにとどめをさされる直前、カミヨはドルガの攻撃からかばうようにライガーの前に現れると、ライガーをどこかへと消し去った。ドルガの攻撃が届く直前にライガーが消えたことで、ゆいたちやドラゴ帝国はライガーが倒されて消滅した(剣が死んだ)と思った。
第28話では、カミヨは異空間に導いた剣に、神の鳥「サンダーフェニックス」のことを話す。サンダーフェニックスは善神アーガマと共に邪神ドラゴと戦い続けたが、邪神ドラゴの呪いを受けて時空から乖離した世界に閉じ込められてしまった。剣がサンダーフェニックスの封印を解くことで、ライガーはパワーアップすると教えた。
カミヨは剣をサンダーフェニックスの元へと導き、剣はサンダーフェニックスを封印する邪神ドラゴの呪いを断ちきる試練に挑む。剣は邪神の力を前に、心を付け込まれそうになるが、仲間たちの絆で自分を取り戻しサンダーフェニックスの封印を断ちきることに成功する。
サンダーフェニックスが解放されてライガーがパワーアップしたのを見届けたカミヨは「これで私の使命は終わりです。ありがとう剣、さようなら剣」と言って、微笑みながら消えていった。
彼女もまた善神アーガマの血筋であるものの、肉体は既に干からびたミイラ同然の状態であったらしい。
余談
- 作中カミヨが歌う挿入歌「鏡の子守り歌」は、第22話で登場したあずさが歌う「鏡の子守り歌」とは少し歌詞が異なっている。
- CDアルバム「獣神ライガー 魔神咆哮篇」には、あずさが歌う「鏡の子守歌」は挿入歌として収録されているが、カミヨが歌うバージョンの「鏡の子守歌」は未収録である。