キサラ(Engage_Kiss)
えんげーじきすのきさら
CV:会沢紗弥
本作のメインヒロイン。緒方シュウと共にイサム&シュウ事務所を経営している。ピンク色のロングヘア―の少女に見えるが実はシュウと契約している悪魔である。高校生として生活している。
そのため星天教会のシャロンとは因縁があるが、ベイロンシティでの戦闘にて無事、雪辱を果たすことが出来た。
表面上は献身的で優しい性格だが、悪魔らしく自分の感情や欲望に正直でシュウに対する独占欲が強い。彼のために料理を作ったり彼に近づく女性に敵意を抱くなど、その行動はまさにヒモ男に尽くすヤンデレ女である。
当然、シュウに未練がある元カノの夕桐アヤノとは犬猿の仲で悪魔憑きを無視して喧嘩することも多い。ちなみにSNSのフォローを何故か互いにしており、マウントの取り合いをしている。
片刃剣を使用した接近戦が主な戦闘スタイル。更にシュウとの口付けを行うことで彼の思い出や記憶を代償にパワーアップ出来る。服装もメイン画像のような露出度の高い物になる。(戦うサキュバスといった感じ。)
ただし、シュウから得た記憶(凄惨な過去から過去の女との情事も含まれる)に感情移入してしまい、恋敵のアヤノを助けるような行動をするためにヤンデレや悪魔というには優しすぎる所がある(生来のものではなく、記憶に影響されている可能性も0ではないが)。
視聴者から「ファッションヤンデレ」と評されるのはこの為。
また、紙媒体であってもピンチアウトを使う事ができるという便利な能力も備える。
実はシュウの祖先が悪魔との間に作った子供が彼女である為、シュウとは遠い親戚の関係に当たる。
数百年前に彼女を洞窟に封印したのもまたシュウの一族である。彼が追うとある事件を解決する打開策を欲したシュウによってシャロンを騙す形で封印を解かれ、ファーストキスをした女の名前を取って「キサラ」と名付けられた。
この時に代償を「記憶」とする契約を結び、ベイロンシティに滞在し始めた頃に改めて契約書を読み込む事になるが、その捕捉263条には契約破棄の手段が記載されており、そこには「儀式時に、甲が両手の指を組み神に祈りを捧げた場合、契約破棄の意志とみなし、乙はそれ以降、甲からの記憶提供を受けられないものとする」とあり…。
夜々…人外でヤンデレでツンデレな恋敵と張り合っている点が共通する。こちらの相方とは異なり、あちらの相方は生真面目である。
松坂さとう…ピンク色の髪に赤い瞳でヤンデレな点が共通する。大切な人の為なら超えてはならない一線も越えてしまう。
バイス(仮面ライダーリバイス)…同じく、契約の代償に主人公の記憶を持っていく悪魔。
この先、ネタバレ注意
シャロンと共に隠蔽されていた本来の採石場跡地に辿り着きカンナを発見する。
カンナを始末しようとするシャロンと交戦することとなるが、途中でアスモデウスの片腕が出現してそれどころではなくなる。
アスモデウスの攻撃に圧倒され、キサラは拘束されてしまう。締め上げられて絶体絶命の彼女にシュウが駆けつける。
母の姿を取っている相手にも躊躇無く発砲するシュウ。彼は全ての記憶を使ってアスモデウスを倒すよう言うが、そうしたら廃人となることが分かっているキサラは泣きながら拒否する。
そこへ悪魔化したカンナが不意打ちで胸部を槍で貫き、彼女との戦いへ突入する。シュウの妹では倒すことが出来ず、逆に倒されてしまう。
病院に運ばれたキサラだが、傷の治りが遅く中々目覚めない。ようやく目覚めた後、シュウにベイロンシティから離れることを約束させて契約破棄をした。
キサラは捕捉263条の内容「甲が両手の指を組み神に祈りを捧げた場合」の部分を「恋人繋ぎをしてキスをする場合」に修正していたのである。(そもそもキスして記憶をささげる部分もキサラの修正によるものであった。)
この時、シュウに彼の記憶+自身の記憶を渡した為、記憶喪失となってしまう。
その後は前線から離れていたものの、戦いの終盤に途中参戦した。
これは記憶を失う前に手の平に「彼を信じて戦え!」とメッセージを残していた為。
相方もやっていた「記憶は無くとも身体は覚えている」でカンナと渡り合う。
そして、シュウと共にカンナを沈静化させて「門」から出た悪魔達を殲滅した。
記憶は戻らず、シュウにかつての自分の事を教えて欲しいと頼むのであった。
家に戻り、熱烈なキスを交わす二人。しかし、そこには帰宅していた者が…。
ヤンデレ成分は控えめになったものの、思ったことは口に出す性格は変わらない為、最後のドタバタ劇に繋がることに…。
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