概要
キングスマンに登場するカスタムガンで正式名称は『キングスマンMK-5ピストル』。
ベースは英国紳士らしからぬ銃であるソ連のトカレフTT-30(最初期モデル)である。
サプレッサーが装着可能でグリップはコルトM1903のような形状の木製グリップが着いており、ブルーイングがし直され、セレーションは掘り直されている他、スライドリリースレバーを固定する部分の形状がかなり変更されており、ハンマーやアイアンサイトは引っ掛かり防止のためか低く切り落とされている。
セーフティはオリジナル同様存在しないが、スパイという関係上ホルスターから抜いた後すぐに撃てるようにする必要があるためセーフティは必要ないのかもしれない。
シンプルな見た目に反してかなり多くの変更が加えられている。
トカレフという言ってしまえば俗っぽい銃をここまでタクティカル且つ英国紳士風にカスタムできたのは流石というところか。
銃身下部についているのはフラッシュライト………ではなく20ゲージのアンダーバレルショットガンであり、ダブルアクショントリガーに見える部分はショットガン部分の引き金である。(散弾の反動を拳銃サイズで受け止められるのかとかそういう野暮なことは突っ込んではいけない。)
そのため銃本体の引き金を引きやすくするためにかなり低く切り落としている。
元のTT-30の装弾数は8発だが序盤のランスロットが撃っているシーンやハリーの戦闘シーンを見る限り装弾数は10発程度のようである。
ちなみにショットガンについては教会でハリーがSIMカードの効果で凶暴化し、女性の頭を撃つシーン以外では一切使われていない。
ファーストエージェントではステアーM1912がベースでアンダーバレルにウェブリー&スコットのフレアガンがアンダーバレルに装着されたキングスマンMk1ピストルという最初期型モデルが登場している。
関連タグ
ドールズフロントライン...キングステーラーという明らかにキングスマンを意識した家具が登場し、その中のショーケースにこの銃らしきものが入っている。